スリラー

ブレインストーム

『2001年宇宙の旅』『未知との遭遇』のSFXの魔術師、ダグラス・トランブルが放つ、バーチャル・リアリティ映画の原点!

ストーリー:ノース・カロライナ州のエバンズ電子研究所。ここではある画期的な装置が開発されていた。「ブレインストーム」と呼ばれるこの装置は、他人の思考・記憶・感覚のすべてを実体験できる装置である。ついに実験に成功したマイケル博士(クリストファー・ウォーケン)たち。しかし、喜びもつかの間、その装置を狙って軍が動き出す。さまざまな可能性を秘めたブレインストーム。軍との攻防が続く中、熱心な女性科学者リリアン(ルイーズ・フレッチャー)は心労からか研究所で突如、心臓発作に見舞われる。死を覚悟した彼女は、ブレインストームで自らの死を記録しはじめた。リリアンの遺志を理解したマイケルは、”死の記録”をわが身で体験しようとするのだが・・・。

出演:クリストファー・ウォーケン、ナタリー・ウッド、ルイーズ・フレッチャー、クリフ・ロバートソン、ジョー・ドーシー、ジョーダン・クリストファー、ドナルド・ホットン、アラン・ファッジ、ジェイソン・ライヴリー、ダレル・ラーソン、ビル・モーレイ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 何が面白いのか一言で言えないのに面白い

とても古いSFらしいSF映画、ではありますが果たしてこの作品ほど面白いSF映画は多分あんまり観たことがありませぬ。基本はバーチャル・リアリティー体験マシン開発の裏話的なストーリーなのですが細かい部分まで驚くほど丁寧に設定されていて物凄く「本物っぽい」です。よくこんな映画1983年に作ったものだと改めて感銘。ダグラス・トランブルという人は天才だったんだな・・・。ここには子供向けのドンパチアクションや流行の異常心理サスペンスなどは全くありません。世界を救う派手なヒーローもいないし、若者の成長物語も無縁です。セクシーなヒロインもスタイリッシュな美青年も登場しない。ですが脚本も演出も登場人物も実に魅力的で、全く飽きさせません。つまり普通の映画、の枠組みを超えた革新的な作品とも言えます。というわけで何が面白いのか、と言われれば凄く困りますがとにかく面白い映画。機会があったらご覧になることを強くお勧めします。

★★★★☆ 死とは何だろうと考えてしまう

人間の五感を記録し再生できる機械を開発した科学者が急死。自分の死の瞬間をその機械で記録してしまう。クリストファー・ウォーケン扮するその研究のパートナーが科学的、哲学的な好奇心からそれを見ようとする。そこにはなんと記憶までもが記録されていた。そしてその奥には・・・。ということでお決まりの研究への軍部の介入、破綻しそうな夫婦仲の修復などいかにもSFエンターテイメントな部分もある。でも僕が惹かれるのは、人間の心のありかとか、死んだらどうなるかとか、考えさせられるところ。

作品の詳細

作品名:ブレインストーム
原作名:Brainstorm
監督:ダグラス・トランブル
脚本:ロバート・スティッツェル、フィリップ・フランク・メッシーナ
公開:アメリカ 1983年9月30日、日本 1984年4月14日
上映時間:106分
制作国:アメリカ
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