腕は一流だが年齢的に無理が見えてきたベテランのスタントマンを中心に、危険なスタントに次々に挑むアクション映画製作の舞台裏で繰り広げられる男たちのドラマを涙と笑いで描いたアクション・コメディ!
ストーリー:ハリウッドで一流のスタントマンとして活躍する男、ソニー・フーパー(バート・レイノルズ)。そんな彼も今や中年になり、傷だらけの体に鞭打って過酷なスタントに取り組んでいた。そんなある日、フーパーはスタント界の若手注目株スキーとスタント・ショーで対決することに。そしてフーパーは見事勝利するが、そんなふたりのハイレベルなスタント技術に魅了された映画監督が急きょ、車で峡谷を飛び越えるという極めて危険なアクション・シーンのスタントを依頼してくる。フーパーは無理難題ともいえる要求を承諾し、決死のスタントに挑むことにするが・・・。
出演:バート・レイノルズ、ジャン=マイケル・ヴィンセント、サリー・フィールド、ブライアン・キース、ジョン・マーリー、ジェームズ・ベスト、ロバート・クライン、アルフィー・ワイズ
★★★★★ アメリカ横断ウルトラクイズ決勝戦前
ヘリコプターのスタントであの曲がかかってビックリ!日テレさんの音楽担当者のセンス当時はハンパなかったんだなと思いました!曲もさることながら、クライマックスの「行こう」「そうとも」「正気か?」「キメるぞ」闘魂伝承の大ジャンプは圧巻だった。正しくグレートスタントマン!堪能しました。
★★★★☆ 『トランザム7000』&『キャノンボール』ファンの方には是非!
『トランザム7000』や『キャノンボール』シリーズのハル・ニーダム監督&バート・レイノルズコンビの作品。映画業界で活躍するスタントマンを描いていますが、ハル・ニーダム監督がスタントマン出身ということもあり、映画の裏側はなかなか興味深いです。バート・レイノルズ演じるのは、有能な若手の出現により自分の存在価値に悩むベテランスタントマン。能天気なヒーロー役のイメージが強い彼が、珍しく哀愁を漂わせて演じています。基本は人間ドラマですが、サービス精神旺盛なこのコンビですからさまざまなスタントシーンが用意されており退屈させません。特にラスト、長回しのノンストップカーアクション撮影シーンの迫力はすごいです。大地震の中を真っ赤な77年型トランザムで逃げ回るという設定で、倒壊する煙突の下をくぐりぬけたり、橋が落ちた渓谷を跳び越したりと、カーアクション映画ファンには堪らないシーンの連続です。『トランザム7000』のような終始走りっぱなしのカーアクションではないし、『キャノンボール』のようなお気楽エンターテイメントとも違うためか、ハル・ニーダム&バート・レイノルズ作品としてはちょっと地味な印象。でも色々な問題に直面しながらも進められる映画製作の過程は、まるでトランザム7000製作の舞台裏を見ているかのような錯覚に陥ります。ハル・ニーダム&バート・レイノルズコンビが好きな人には是非見てもらいたい一本です。
作品の詳細
作品名:グレートスタントマン |
原作名:Hooper |
監督:ハル・ニーダム |
脚本:トーマス・リックマン |
公開:アメリカ 1978年7月28日、日本 1978年12月16日 |
上映時間:97分 |
制作国:アメリカ |
製作費:600万ドル |
興行収入:7800万ドル |
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