アクション

最後の決闘裁判

生死を賭けた<真実>が裁かれる

ストーリー:中世フランス、騎士の妻マルグリット(ジョディ・カマー)が、夫の旧友に乱暴されたと訴えるが、彼は無実を主張し、目撃者もいない。真実の行方は、夫と被告による生死を賭けた“決闘裁判”に委ねられる。それは、神による絶対的な裁き。勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪人として死罪になる。そして、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けるのだ。果たして、裁かれるべきは誰なのか?あなたが、この裁判の証人となる・・・。

出演:マット・デイモン、アダム・ドライバー、ジョディ・カマー、ベン・アフレック、ハリエット・ウォルター、アレックス・ロウザー、マートン・チョーカシュ、ジェリコ・イヴァネク、ナサニエル・パーカー、マイケル・マケルハットン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 無骨な騎士と色男の対決

マット・デイモンは無骨な騎士、国王に忠誠を誓い、家を守ることを使命であると考える面白みのない男を演じる。対するアダム・ドライバーは視聴者でさえ魅力的で人を惹きつける力がある。周りの女性は誰も彼の虜になってしまう。よって自分は無実であるということか。両者の演技力は素晴らしい。

★★★★★ リドリー・スコットの羅生門

黒沢監督の羅生門から構成などもオマージュし、重厚感ある映像も流石のリドリースコット。名優達もいい演技で時代背景もよくわかる名画。

★★★★☆ 結構見ごたえがありました。

この映画のことを知った時期が上映終了の直前で結局見逃して、うずうずしていた時にネットの配信のことを知り、久しぶりに単品を有料で観ました。豪華出演者にもかかわらず興行的には大赤字?と聞きましたが、何となくわかる気がしました。全体的に暗いトーンの冬のヨーロッパ、単一信仰であるキリスト教の狭量さが重く信者たちにのしかかっていた十字軍遠征の頃の出来事、決闘の結果により、妻が連座制で裁かれるという理不尽の極みに気分が悪くなりました。しかし、魔女とされたものを火炙りにしてた頃だから当然と言えば当然ですね(笑)それと子をなさない女に対する周囲の心無い仕打ちは、洋の東西、古今を問わず同じだと感じました。唯一の救いはジョディーの美しさと、最後に得たわが子に対する愛情あふれる眼差しかな。こんないろんなことを考えさせられる、丁寧に作られた作品だと思いました。

作品の詳細

作品名:最後の決闘裁判
原作名:The Last Duel
監督:リドリー・スコット
脚本:ニコール・ホロフセナー、ベン・アフレック、マット・デイモン
公開:2021年10月15日
上映時間:153分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:1億ドル
興行収入:3000万ドル
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