ドラマ

ディア・ウェンディ

アメリカの炭鉱町でウェンディという銃に魅せられた青年たちが破滅に向かって突き進んでいくまでを描く衝撃作

ストーリー:アメリカの小さな炭鉱町に住む青年ディック(ジェイミー・ベル)は坑内が苦手で、炭鉱で働けないことに劣等感を抱いていた。ある日、家政婦の孫の誕生日プレゼントにと買ったおもちゃの銃。結局それを渡すことはなく、数年間ダンボール箱にしまわれることとなる。再び銃を手にしたディックは、それを“ウェンディ”と名づけ持ち歩くようになる。それが本物の銃だと知ったとき、大きな自信が沸いてきた・・・。

出演:ジェイミー・ベル、ビル・プルマン、マイケル・アンガラノ、クリス・オーウェン、アリソン・ピル、マーク・ウェバー、ダンソ・ゴードン、ノヴェラ・ネルソン、ウィリアム・フットキンス、トマス・ボー・ラーセン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ ポップで深刻な物語

伊坂幸太郎の『重力ピエロ』に出てくる台詞「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」を思い出させるような、ポップでダークな物語。銃社会という重たーいテーマを、青春ドラマのような衣で包んだ味付けは、ぴりっと皮肉が効いている。後半、一気に破滅的な方向に話が進み、実際に深刻なシーンが続くが、その描写はあくまでポップ。深刻ぶって声高に議論したい人は、呆れてしまうかもしれない。ただ、それだけに、衝撃的なラストシーンがより効果的に胸に迫るのだと思う。

作品の詳細

作品名:ディア・ウェンディ
原作名:Dear Wendy
監督:トマス・ヴィンターベア
脚本:ラース・フォン・トリアー
公開:2005年1月22日
上映時間:105分
制作国:イギリス、デンマーク、ドイツ、フランス
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