ドラマ

アビス

『アバター』の原点というべきジェームズ・キャメロン入魂の深海大作!

ストーリー:原潜USSモンタナは深海で何かに当たって座礁し、連絡が途絶える。海軍大尉コフィは捜索のため、海底油田基地ディープコアに、同基地の設計者であるリンジー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)とともに乗り込む。基地ではリンジーの夫バッド(エド・ハリス)も働いていたが、夫妻の仲は冷え切っていた。見つかった原潜に生存者はいないが、リンジーはそこで奇妙な生命体を目撃。やがて嵐のせいで海上の基地とディープコアを結ぶケーブルが切れ、同基地の面々の生命に危機が迫る・・・。

出演:エド・ハリス、メアリー・エリザベス・マストラントニオ、マイケル・ビーン、マイケル・ビーン、レオ・バーメスター、トッド・グラフ、ジョン・ベッドフォード・ロイド、J・C・クイン、キンバリー・スコット、キャプテン・キッド・ブリューワー 、マイケル・ビーチ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★深海での孤独感がひしひしと…

本作の舞台となる海底油田採掘基地が、実は巨大なプール内に作り上げられたセットだということを知り、そのスケールの大きさに驚きました。浅いプールを深海に見立てるために、水面を黒いボールで埋め尽くして遮光するなどいろいろ苦労して映像を作り上げているそうです。また、恐らくはクシクラゲをモチーフにデザインしたと思われる深海型の未確認飛行物体は、当時映画館で観た時にはなかなか斬新な色彩と形状だと感心したことを記憶しています。映画の中には潜水作業風景がふんだんに盛り込まれていますが、静まり返った海底で一人作業をする孤独感が観ているこちらにも伝わってきます。実際にスキューバをする人たちが観れば、特にその緊張感や恐怖感がよく理解できると思います。本作で描かれている未知の生命体は、自然破壊や戦争によって地球を破壊し続ける人類に対して警鐘を鳴らす役割を担うとともに、深海という極限状況において人間の強さ・素晴しさを再認識させ、もう一度世界を託す機会を与える「神様」のような存在として描かれているのではないでしょうか。背後の社会的メーセージはどうあれ、深海での人間ドラマ(とくに夫婦愛)を描いた映画として十分に面白い内容だと思います。

★★★★☆ 感動できるSF

海洋SFです。いろいろな要素が盛り込まれていますが、それらが上手に絡み合ってて飽きさせない。けっこう長い映画ですが、一気にみせてくれます。脚本の妙でしょうねえ。感動できるSFっていうと、いささかチープなものかお子様向けのものが多いように思いますが、この作品はそうではありません。大人の鑑賞に堪えうる作品です。アクション、パニック、人間ドラマといった要素や、ジェームズ・キャメロンの海の底からの警鐘といった様々な側面から楽しむことができます、オススメ!

作品の詳細

作品名:アビス
原作名:The Abyss
監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
公開:アメリカ 1989年8月9日、日本 1990年3月10日
上映時間:140分
制作国:アメリカ
製作費:4300万ドル
興行収入:9000万ドル
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