刑期を終えて社会復帰したばかりの男が赤ん坊を拾い、子育てに奮闘する姿を描く
ストーリー:薬物不法所持を重ねて20年もの間、刑務所に収監されていたラス(イーサン・ホーク)。44歳になって仮出所するも、すっかり様変わりした世の中に戸惑いを隠せない。ハンバーガーショップで皿洗いの職を得て日々を過ごす中、店の裏のゴミ捨て場で赤ん坊が泣いているのを見つける。警察に電話しようとするも、事務所には鍵がかかっていて中に入れず、やむなく自分の暮らす部屋にその子を連れ帰ってしまう。彼は見よう見まねで子育てを始めるのだが・・・。
出演:イーサン・ホーク、クリストファー・ハイアーダール、エレイン・ヘンドリックス、ダイアン・ゲイター、ベティ・ガブリエル、モー・マクレー、クリス・サリヴァン、ネイト・ムーニー、アン・マリー・ジョンソン
★★★★★ 何歳でもやり直せる
純粋なまま時間だけが過ぎ大人になった主人公。孤独の中で人々の優しさ、捨て子だった赤ちゃんの温かさに観てる私も癒やされました。
★★★★★ 深い
20年も社会から隔離され、その空白の時間がもたらす影響に恐ろしさを感じる。罪に見合う刑だろうか、人の人生を狂わせかねない。そのまま感情を持たずただ生活していく人もいるのだろう。展開にとりとめがないようにも感じたが、場当たり的な生き方、もしかすると人生はそういう面もあるのかなぁと納得する。彼が目に輝きを取り戻し人生を立て直す原動力になったもの、きっかけに気づく感性と人としての根底を植え付けたもの、相手を尊重する人の心を垣間見て心が温かくなる。深い映画だと思う。恥ずかしい姿もさらし別人になりきったイーサン・ホークに驚いた。
★★★★☆ 優しい気持ちになりたい貴方に
イーサンホークの演技を超えた心の表現者としての素晴らしさがこの作品を意味あるものにしていると感じた。「親」は、どうしたら息子、娘に愛情を示せるのか?なにを伝えたら彼らをヘルプできるのか?「甘やかす」と「信頼し続けること」の違いは? 観るべき作品と言える道を迷いそうな貴方、失望しそうな親。道が開かれます!
★★★☆☆ 設定が不十分
全体的にはほっこりする内容ながら、説明不足、設定が不十分で、主人公が長年刑務所に入らなければいけなくなったのは何故なのか、、しっかりした両親に育てられ、そこの疑問が拭えません。ちょっと腑に落ちなかったです。人生、必ず山あり谷ありだと思います。彼のようなラッキーが訪れるのは宝くじに当たるようなもの。きちんと努力して財を築くストーリーの方が私は好きです。
作品の詳細
作品名:ハイウェイの彼方に |
原作名:Adopt a Highway |
監督:ローガン・マーシャル=グリーン |
脚本:ローガン・マーシャル=グリーン |
公開:アメリカ 2019年11月1日 |
上映時間:81分 |
制作国:アメリカ |
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