スリラー

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男

環境活動家でもある実力派俳優のマーク・ラファロが、共同製作と主演を兼ねて全米を震撼させたこの実話を映画化

ストーリー:1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ(マーク・ラファロ)のもとへ、ひとりの男が突如押し掛けてくる。ウィルバーというその男は、隣のウェストバージニア州で農場を営んでいるが、その周辺地域は、巨大化学会社デュポンの工場からの廃棄物によって環境汚染が進み、農場の牛が大量に変死しているというのだ。彼の必死の訴えで、やむなくロブは調査に乗り出すうち、事の深刻さと重大さに気付き、思わずがくぜんとすることに・・・。

出演:マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ、ティム・ロビンス、ビル・キャンプ、ヴィクター・ガーバー、メア・ウィニンガム、ビル・プルマン、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ルイーザ・クラウス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 素晴らしい作品。

事実に基づく作品。重厚感あり。今も係争中の案件。テフロン・・・この映画はもっとメディアの俎上に載らなけれいけないと思う。とてもすごい闇を感じる。 早く米国で確定した判決が出てほしいですね。

★★★★★ 人災について考える

日本でも問題になっているテーマ。便利さや効率化が進むと必ずこう言った事が起こる、背後に巨大産業の利益追求を正当化し、隠蔽する姿勢はオピオイドの時と一緒。学習能力が無いのは例外主義の弊害と片付けるには犠牲が大きい。

★★★★☆ 大樹にも良心を問われる時が

世界中に工場を有する企業は環境破壊を放置したままそれで済む時代は終わった。人は大樹の保護の下、正義を失いがちだが長い年月の内表に曝される時が必ずやって来る。あのタバコ業界もそうであった様に、地球規模での環境破壊を止めるも進めるも人のなすべき事である。この映画の主人公も非力ながらも、奮闘するが法的に遅く止められなかった人々への影響はジレンマに陥りながらも諦め無かった事に敬意を表したい。

作品の詳細

作品名:ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
原作名:Dark Waters
監督:トッド・ヘインズ
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
制作:マーク・ラファロ
公開:アメリカ 2019年11月22日、日本 2021年12月17日
上映時間:126分
制作国:アメリカ
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