スポーツ記者が出会った路上生活者。チャンプと呼ばれる男は、ヘビー級世界3位の元ボクサーだった・・・
ストーリー:新聞社で働くスポーツ記者のエリック(ジョシュ・ハートネット)。興味のないボクシングの取材ばかり任されている彼だったが、いずれはアメフトやバスケットボールの有名選手と会い、名リポーターとして活躍した父親のように成功を収めると信じていた。しかし、書く記事は次から次へとボツになり、しまいには上司からページを埋めるだけの記事はいらないと言われてしまう。クビ寸前のエリックは、ある日少年たちに襲われているホームレスを助ける。彼は、元ボクサーでヘビー級世界ランク3位のボブ・サッターフィールド(サミュエル・L・ジャクソン)だと名乗る。大きなネタを探していたエリックはこの話に飛びつき取材を始め、やがて記事が掲載されると瞬く間に大きな仕事の話が舞い込み始める。しかし、大成功を収めたと思ったエリックの前に悲劇的なニュースが待ち受けていた・・・。
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ジョシュ・ハートネット、キャスリン・モリス、アラン・アルダ、レイチェル・ニコルズ、テリー・ハッチャー、デヴィッド・ペイマー、ダコタ・ゴヨ、ハリー・J・レニックス、クリステン・ショー
★★★★☆ 良作
パッケージを見るとまるで元チャンプのサミュエル・ジャクソンが現役復帰を目指す話に思えますが全然違います。本当の主役は彼を取材するスポーツ記者で、ホームレスにまで堕ちた元チャンプの記事が話題を呼び、一躍有名になりますが・・・。成功と挫折のストーリーから、後半に向かってチャンプと記者の人生がシンクロする脚本が上手い。記者の再起のきっかけが、家族への愛だったり、他人を赦す姿勢だったりと、アメリカ映画らしい前向きさが良く出ています。私が好きなタイプの映画です。大作とインディーズの中間くらいの、そこそこの予算とプロのスタッフキャストで作られた中規模作品。
作品の詳細
作品名:サミュエル・L・ジャクソン in ザ・チャンプ 伝説のファイター |
原作名:Resurrecting the Champ |
監督:ロッド・ルーリー |
脚本:マイケル・ボートマン |
公開:アメリカ 2007年8月24日 |
上映時間:112分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1300万ドル |
興行収入:320万ドル |
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