アクション

ジャッカルの日

ド・ゴール暗殺のために雇われたスナイパー’ジャッカル’。フランス警察は彼の暗殺計画を阻止できるのか!?

ストーリー:1963年、フランス。前年にアルジェリア独立を認めて以来、ドゴール大統領は保守過激派の組織“OAS”に命を狙われ続ける。そんな“OAS”は大統領を仕留めるべく、外部のプロを頼ることに。そして暗号名“ジャッカル”で呼ばれる殺し屋を50万ドルという高い報酬で雇うことにし、“ジャッカル”は計画の準備を進める。OASの不穏な動きに気付いたフランス当局はルベル警視を中心に、“ジャッカル”を懸命に探し続ける・・・。

出演:エドワード・フォックス、マイケル・ロンズデール、デルフィーヌ・セイリグ、アラン・バデル、モーリス・デナム、ミシェル・オークレール、オルガ・ジョルジュ=ピコ、デレク・ジャコビ、トニー・ブリットン、ティモシー・ウェスト

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 編集がいいのかな

1人の殺し屋の物語なのですが、この殺し屋、変にツキがある。そんなツキのある殺し屋を追跡するのが、鳥小屋の中から呼び出された中年男、ルベル警視。ルベルはフランス警察の中枢にいるけれど、特にタフでもなければ、シャープでもない。決して部下に怒鳴らないおとなしい性格。ルベルのこの性格が出色。というわけで、この追跡物語、何度見ても面白いですね。編集がいいのかな。

★★★★★ フォーサイスの最高傑作

原作は600ページ越えと長いが映画はそのエッセンスを余すところなく表現していて見どころは逃していない。フランス警察のルベル警視がジャッカルを追い詰めていくのだが、寸でのところで巧妙にかわされて標的のド・ゴール大統領に徐々に接近をゆるしていくところはサスペンスとして一級の見ごたえがある。最後の場面ではルベルが狙撃地点を確信するのだがこれは映画を観ているとあたかも偶然だったように感じるが小説を読むと丹念な聞き込みが功を奏したことがわかる。やはり原作がいいと映画も光る。

★★★★☆ 小説を読んでから見たほうがいい。

私は小説を以前に読んだことがあり、どのように映像になっているか気になり購入しました。映画はかなり展開が早いです。背景などがかなり端折られているので、映画から見るとわからないところが多いと思われます。友人と一緒に見ていましたが、友人は戸惑っていたので解説しながら見ました。2時間程度の映画よりも、連続ドラマにしたほうがいいでしょう。脇を固める重要な人物なども丁寧に描けますので。

★★★★☆ 追うものと思われるもののインサイドワークをクールに描く

ド・ゴール暗殺を画策するOASが雇った殺し屋ジャッカルと大統領を守る立場にある大臣から全権を委任されたルベル警視の頭脳戦。派手なアクションもなければ、大げさな演出もない。まだ出会わない「追うもの」と「追われるもの」のインサイドワークをこの作品を見るものは中立の立場で観察することになる。 最近の映画やTVドラマの凝りに凝った演出にやや辟易としていたので、この作品はとても小気味よくて、「クール」だった。

作品の詳細

作品名:ジャッカルの日
原作名:The Day of the Jackal
監督:フレッド・ジンネマン
脚本:ケネス・ロス
原作:フレデリック・フォーサイス『ジャッカルの日』
公開:アメリカ 1973年5月18日、日本 1973年9月15日
上映時間:143分
制作国:イギリス、フランス
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