『スクリーム』シリーズや『ラストサマー』シリーズ等のティーンエイジ・ホラーの先駆けとなった、傑作ノンストップ・ホラー!
ストーリー:卒業を間近に控えた6人の医学生たちは、観光列車を借り切って行われる仮装パーティに参加する。出発直前、その内の一人が仮面を被った何者かに殺されるのだが、誰もそのことに気付かぬまま、列車は出発してしまう。そして列車が進む中、その他の医学生たちも次々と残忍な手口で殺されていく。誰が何の為にこの惨劇を繰り返すのか?列車はさらにスピードを上げてゆくが、そのスピードに逆らうように、乗客たちは恐怖のどん底に落ちてゆく・・・。
出演:ベン・ジョンソン、ジェイミー・リー・カーティス、ハート・ボックナー、ティモシー・ウェッパー、デビッド・カッパーフィールド、サンデー・クリー、デレク・マッキノン、アンソニー・シャーウッド
★★★★★ 疾走する恐怖列車
近年再評価が進む80年代当時、山ほど作られたスラッシャーホラーの傑作。学生だった時分にはまたこんなの作って‥と思いましたが今見直すと今の時代、絶対出せない゛味゛ を感じてしまいます。殺人鬼が生まれる原因となった事件が 冒頭出てきますがそこだけ陰惨グロ過ぎて見る度にゲンナリ。イタズラの域を飛び越えています。でもそこを過ぎれば後は華麗なるマジックと復讐殺人のタッグを楽しめます。
★★★★☆ ノンストップ・ミステリースラッシャー!
まさにノンストップで加速するミステリースラッシャー!これがデビュー作となるロジャー・スポティスウッド監督だがあのサム・ペキンパー監督の「わらの犬」の編集に携わったことがきっかけで映画界に入って来た人である。確かにラストへ向かう狂気的な描き方は、どこか「わらの犬」にも似た恐怖がある。最初からあいつが犯人だろうと分かってしまっているが、途中で、あれ?違ったかな?と思わせるあたりは見事であるとともに医学生たちが犯人に気づくところは大いに見せ場となっている。途中、降りられる駅がないはずがないなとど思うのは野暮と言うものであろう。恐らく今ほど有名ではなかったマジシャンのデビット・カッパーフィールドがマジシャン役で出ているのも見逃せない。
作品の詳細
作品名:テラー・トレイン |
原作名:Terror Train |
監督:ロジャー・スポティスウッド |
脚本:トーマス・Yドレイク |
公開:アメリカ 1980年10月3日 |
上映時間:97分 |
制作国:アメリカ、カナダ |
製作費:350万ドル |
興行収入:800万ドル |
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