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謎のウイルスに感染した田舎町のラジオ局を舞台に描くシチュエーションホラー

ストーリー：雪深い田舎町の小さなラジオ局。かつて人気ラジオDJであったマジー(スティーヴン・マクハティ)は、ローカル番組を担当するほどに落ちぶれていた。しかしその日、静かな田舎町は想像を絶する惨劇により一変する。町中に出たレポーターが何百人という人々が凶暴化して暴れているという異変を伝えてくる。そしてレポーターの声は突然途絶え・・・。

出演：スティーヴン・マクハティ、リサ・ハウル、ジョージナ・ライリー、フラント・アリアナック、リック・ロバーツ、ダニエル・ファーザーズ、ボイド・バンクス、トニー・バージェス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　何が起こっているのかわからない感覚を楽しむ映画

ホラー、ゾンビもの？SSSのB級映画ですが、ソリッド・シチュエーション・スリラーというジャンルをうまく利用した秀作です。劇中、何が起こっているのかを説明してくれることはほぼありません。その何が起こってるのかわからない不安、恐怖、混乱を存分に味わえます。主人公は、この状況に対して能動的な行動はほとんど起こしません。それは、混乱の境地に立っているからと理解できます。あとアシスタント役の子がかわいいです。

★★★★☆　ダダイズム

これはロメロ系列のゾンビものの本質を外さぬ良質な映画です。そしてゾンビ映画によってダダイズムを再解釈するという面白い試みを行なっています。あるいは既存の意味性を壊す芸術への回帰とでもいいましょうか。ただ、内容が少々インテリすぎるような感じもします。欧米人は流石に言葉に拘りがありますね。聖書文化ではない日本人には絶対受けない映画であると断言できます。残念なことに、ゾンビ映画を純粋な詩的映画に昇華させたかった監督の思いは達成できていないと思います。監督の試みも前半の演出は素晴らしかっただけにちょっと残念です。

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