コメディー

FRANK フランク

被っているから、自分でいられる。 決して被り物を脱がない奇妙な男、フランク。 彼の“心”を覗き見たとき、あなたはその素顔に出くわす

ストーリー:ひょんなことからあるバンドに加入することになった青年ジョン。そのバンドのリーダー、フランク(マイケル・ファスベンダー)は、奇妙な被り物を四六時中かぶった謎の男だった。バンドメンバーから信頼され、いつも明るく、ときに破天荒なフランクのその不思議な魅力にジョン(ドーナル・グリーソン)も次第に惹かれていく。あるとき、バンドのWEB映像が話題となり、彼らはアメリカの超人気フェス「SXSW」から招待を受ける。しかし、次第に様子がおかしくなるフランクによって、バンドは解散の危機!フランクはなぜ、被り物をしているのか?ジョンはフランクの過去を探り始めるのだが・・・。果たして再び彼らのバンドはひとつになれるのか?

出演:マイケル・ファスベンダー、ドーナル・グリーソン、マギー・ギレンホール、スクート・マクネイリー、カーラ・アザール、フランソワ・シヴィル、フランソワ・シヴィル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ おもしろかった。

凡人と天才の差なんですよね。でも、お金出して音源買うのは一般人であって、天才にはあわない世界だったのかも。なかなかに深くてもおもしろい映画でした。フランクの家までの描写とチンチラ男の家までの描写からの「才能につながるトラウマがあるはず」と思う主人公に対してのご家族の返答にはっとさせられました。

★★★★☆ 好きな人はグッとくる

人を引き付ける魅力があり、一人で曲の全ての楽器を演奏し、マネージメントもできる。こんな万能の人はごく少数です。多くの人の能力はデコボコで、出来る部分があり、出来ない部分がある。だからバンドとして集まるんです。フランクは日常のちょっとした事から空想を広げ魅力的な曲を作ることができるが、他のことはからっきし。キーボードの彼はマネージメントを出来るが音楽的な才は低い。他のメンバーは楽器が上手いが魅力のある曲が作れない。キーボードがマネージメントに徹すればひょとしたらバンドは上手くいったのかもしれない。大きな成功!といったタイプではないですし、またそれを求めてもいないんですが。でも、先代のキーボードがああなってしまったので、自分の夢を諦める道は難しかったのかもしれませんね。とぼけていて楽しく、厳しさもある。最後の歌と顔が力強かったです。

作品の詳細

作品名:FRANK -フランク-
原作名:Frank
監督:レニー・エイブラハムソン
脚本:ジョン・ロンソン
公開:アイルランド 2014年9月9日、日本 2014年10月4日
上映時間:95分
制作国:アイルランド、イギリス
製作費:100万ドル
興行収入:190万ドル
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