ストーリー:1960年、ニューヨーク。建築家のウォルター(パトリック・ウィルソン)は美しいが神経質な妻クララ(ジェシカ・ビール)との生活に息詰まりを感じていた。ある日パーティーで会話をした女性に嫉妬した妻クララが自殺未遂を起こす。ウォルターは妻に嫌気がさし、妻殺しの完全犯罪を実行したとされる男の記事を思い出し、彼に接触を試みる–数日後、クララの死体が離れた町の森の中で発見された。自殺の疑いが強かったが、ある一人の刑事は夫のウォルターを怪しむ・・・。
出演:パトリック・ウィルソン、ジェシカ・ビール、ヴィンセント・カーシーザー、ヘイリー・ベネット、エディ・マーサン、ジョン・オスベック、ラデック・ロード、クリスティーン・ダイ
★★★★☆ なかなか面白い
役者の演技良し。カメラワーク良し。終始緊張感が持続する。ただ、最後だけがやや物足りない。あと一捻り何か欲しかった。
★★★☆☆ 特に優れたギミックがあるわけではないですが、痛快です
多少運に恵まれ成功しただけの、自身が頭がいいと思っている人間が、自分の愚かさからどんどんどつぼにハマっていく姿を観るのはなんとも気分がいいです。しかもそれが自分では聡明で理知的な判断だと思っているから尚いい。どこまでも利己的で、自身の欲望を満たすことと保身しか考えていない。疎んでいたとはいえ、結婚までした相手が死んでしまったというのに、それに対してなんとも思っていない。まさにそういう人間性が疑われている理由なのに、それがわからない。そしてその報いをしっかりと受ける。うん、最高です。
作品の詳細
作品名:ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男 |
原作名:A Kind of Murder |
監督:アンディ・ゴダード |
脚本:スーザン・ボイド |
公開:アメリカ 2016年12月16日、日本 2017年2月18日 |
上映時間:95分 |
制作国:アメリカ |
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