地獄より来たる鋼鉄の悪魔!
ストーリー:アメリカ中西部の田舎町。どこからともなく現われた巨大な黒い車が、サイクリング中の若い男女とヒッチハイクの男をひき殺すという事件が連続して発生。残酷な手口からは明らかな殺意が窺われ、保安官のウェイド(ジェームズ・ブローリン)は厳戒体制で犯人を捜索するが、手がかりは全く得られなかった。しかしその夜、謎の車が再び現われ、今度は警察署長が犠牲となる。事情聴取をするウェイドに対し、唯一の目撃者は運転席には誰の姿も無かったと証言し・・・。
出演:ジェームズ・ブローリン、キャスリーン・ロイド、ロニー・コックス、ジョン・マーレイ、R・G・アームストロング、ジョン・ルービンスタイン、エリザベス・トンプソン、キム・リチャーズ、カイル・リチャーズ
★★★★★ 心底怖かったです
縦横無尽に走り回りその黒い色の車には運転者がいない。車は猛スピードで人に近づきますが、猛スピードで迫る恐怖を見ている私がその場で感じているような作品でした。心底怖かったです。
★★★★★ 車ホラーNO’1’映画
私は『激突』より好きですね。とにかく不気味で生き物感が半端ないっす。カーアクション半端ないっす。そして、絶望感。一度狙われたら、どこにいても安心出来ない。殺人カーとの対決を中心に撮ったのも良かった。これはお薦めしたい作品。
★★★★☆ 潔い殺人ぐるまのB級
この題材を選んだ時点で、B級かZ級なんですが、よりヘッポコだとC級。見る価値なしだとG級ということになります。これは見事なB級です。下手したらA級になりそうなくらい素晴らしい。まず、殺人ぐるまの形がいい。なんていう車種ですか? 高級ラグジュアリーみたいな、かわいい目をした車ですね。こんな奴が殺人ぐるまなんで、妙に怖いですよね。しかも殺し方が結構エグイ。走りもかなりトリッキーで、殺人後になんかはしゃいでますよね?だから完全に狂人ならぬ狂ぐるまですから、本当に怖いです。この映画の特にいいところは、ほとんどが真昼間ってこと。こういうのって大体真夜中で、はっきりと見えないとか、カット割りを早くして、ニュアンスで伝えてこようとする常套手段がありますが、これは全然違う。真昼間に殺人ぐるまが堂々と活躍してるんですよ。良く見えるんです。正々堂々と狂ってるんです。こういうところが潔くていいですね。最後、これもまたいいじゃないですか。続編のにおわし。でも結局パート2は作らなかったんですね。見てみたかったです。このころのB級は本当に力がありますね。
作品の詳細
作品名:ザ・カー |
原作名:The Car |
監督:エリオット・シルヴァースタイン |
脚本:マイケル・バトラー |
公開:アメリカ 1977年5月13日、日本 1977年8月13日 |
上映時間:98分 |
制作国:アメリカ |
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