ホラー

ブラッド・パラダイス

この楽園から、生きて帰れるのか・・・

『ブルークラッシュ』のジョン・ストックウェル監督が手掛けた拷問サバイバル・スリラー!

ストーリー:アレックス(ジョシュ・デュアメル)は、妹ビー(オリヴィア・ワイルド)と彼女の親友エイミー(ボー・ギャレット)と、ブラジルの奥地をバスで旅していた。ところが、突然バスが転落! 立ち往生をしてしまうが、眼下に広がる美しいビーチを見つけた彼らは、すっかり気分も高揚。そこにあったバーで夜通し踊り、酔いつぶれてしまう。しかし、夜が明けると彼らの荷物、パスポート、身に着けていた貴金属さえ奪い去られていることに気づく。荷物を探すうちに、彼らの持ち物を現地の子供が身に着けているのを見つけ追うものの、住民と言い争いになり、自らが追われる身となってしまう。そんな時、昨日ビーチで友達になった現地人の青年キコが彼らを導き、逃走の手助けをしてくれるというのだ。ジャングルのコテージなら安全だと彼らを導くキコ。10時間ジャングルを歩き、滝の下の洞窟を泳いで、コテージにたどり着くが、それは恐ろしい罠であった・・・。

出演:ジョシュ・デュアメル、メリッサ・ジョージ、オリヴィア・ワイルド、ボー・ギャレット、デズモンド・アスキュー、マックス・ブラウン、ルーシー・ラモス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 思いのほか深い

パッケージから勝手にC級スプラッターを想像していたのですが、なんというか一風変わったテイストのあるストーリーです。乗り物のトラブルで見知らぬ未開の辺境地に・・・。これはコレ系にありがちな王道パターンなんですが、そこからは赴きを異にする印象です。原住民の集団窃盗から臓器摘出まで発展します。摘出シーンはかなりグロいのでご覚悟を。訳の分からないスプラッターもので終わってないのがこの映画のミソです。そこには、国家間の格差、貧困層のやるせなさが伝わってきて、なにげに社会派な意図が窺え警鐘を鳴らしています。

★★★☆☆ まさに息詰まる

どうしても展開がホステルっぽいので比べてしまうが、こちらはだいぶソフト。旅行者8人が罠にはまり臓器売買の標的になるのは確かにこわいが、内臓摘出シーンは麻酔してオペしてるだけだし、殺人嗜好目的でもないので異様さ、不気味さは少ない。悪いのは親玉ひとりだけで、周りも善人キャラが目立ちその点の恐怖感も薄い。ラストも生き残るべき者がちゃんと生き残るので予定調和内。しかしハプニング的な冒頭のバス転落シーンや海底洞窟内のまさに息詰まる演出は緊張感たっぷりでハラハラする。ホラーやスリラーというジャンルでみると怖がらせる演出は弱いがサバイバル要素は高いので安心して楽しめる。

作品の詳細

作品名:ブラッド・パラダイス
原作名:Turistas
監督:ジョン・ストックウェル
脚本:マイケル・アーレン・ロス
公開:アメリカ 2006年12月1日、日本 劇場未公開
上映時間:92分
制作国:アメリカ
製作費:1000万ドル
興行収入:1400万ドル
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