史上最大の作戦に最後まで抵抗した男の知られざる苦悩と真実
ストーリー:第2次世界大戦末期、イギリス。首相のチャーチル(ブライアン・コックス)は、ノルマンディー上陸作戦の遂行に反対していた。英国王ジョージ6世(ジェームズ・ピュアフォイ)が同席する前で反対意見を述べるが、連合国軍最高司令官アイゼンハワー(ジョン・スラッテリー)に即却下される。四面楚歌になったチャーチルは秘書に八つ当たりをするなど孤独を一層深めていく。その様子を見かねた妻のクレメンティーン(ミランダ・リチャードソン)は、夫を真のリーダーとして国民の前に立たせようと愛のムチで、チャーチルの心を奮い立たせるのだった。作戦は決行され、勝利の演説の原稿を準備するチャーチルの側には、最愛の妻が寄り添っていた。1944年6月6日午前6時。チャーチルによる作戦の成功と国民を勇気づける世紀の演説が始まった・・・。
出演:ブライアン・コックス、ミランダ・リチャードソン、ジョン・スラッテリー、エラ・パーネル、ジェームズ・ピュアフォイ、ジュリアン・ワダム、リチャード・ダーデン、ダニー・ウェッブ、ジョナサン・アリス
★★★★★ ブライアン・コックスの名演技
名宰相サー・ウインストン・チャーチルの苦悩を実によく演じていました。映画は見たのですが、もう一度見たくて買いました。ノルマンディー上陸作戦にチャーチルが反対していたというのは驚きでした。
★★★☆☆ 人の心理に興味がある人なら楽しめるかも
1944年6月、連合軍は、ナチスドイツの占領下にある、北西ヨーロッパに侵攻するノルマンディー上陸作戦の準備を進めるが、英国首相のチャーチル(ブライアン・コックス)は反対していた。それは彼が第1次世界大戦時に計画し、多くの死傷者を出した、ガリポリの戦いのような戦禍の再来を危惧していたからだった。それを悩み苦しむ姿に、周囲では首相としての適性を疑う者まで。偉人の人間味のある姿と、作戦は成功はしたものの戦争の怖さが対比されている。連合国軍最高司令官のアイゼンハワーから反対を却下された彼は、上陸作戦を阻止するため動き始める、という人の心理に興味がある人なら楽しめるかも。
作品の詳細
作品名:チャーチル ノルマンディーの決断 |
原作名:Churchill |
監督:ジョナサン・テプリツキー |
脚本:アレックス・フォン・チュンゼルマン |
公開:イギリス 2017年6月16日、日本 2018年8月18日 |
上映時間:105分 |
制作国:イギリス |
製作費:1000万ドル |
興行収入:540万ドル |
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