テレビシリーズ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のテイラー・シリング主演によるホラー
ストーリー:ペンシルベニア州で暮らすサラ(テイラー・シリング)は、愛する夫との間に男の子を授かる。マイルズ(ジャクソン・ロバート・スコット )と名付けられたその子どもは天才的な知能に恵まれていたが、成長するにつれて異常な言動が目立つようになっていく。息子を心配したサラは、彼を専門家の元へ連れて行くが・・・。
出演:テイラー・シリング、ジャクソン・ロバート・スコット、ポール・フォートー、コルム・フィオール、ブリタニー・アレン、ピーター・ムーニー、オルニケ・アデリィ
★★★★★ 悪くはない
憑りつかれる系だけど霊媒師と対決する展開にならなかっただけでも良かった。それだとファンタジー色が出てきて醒めちゃうので。息子に男を感じる演出も寒気を引き立てていてグッド。しかしそんな中、最後の母親のぶっとんだ行動が一番驚いたかもね。憑りつかれ系、悪霊系では今まで見てきた中で一番良かった。
★★★★☆ 目覚めの悪い朝を迎えたいなら
生まれた自分の息子がどこ何かおかしいと感じ、やがて起こる恐怖を描いた映画でした。内容については知らないで見たほうが面白いと思いますが、あえて言うなら万人受けする作品が好きな人はオススメしない内容ですかね。小さい子供という状態をうまく利用してます、とにかく気持ち悪く怖いし関わりたくない。もし自分の息子に起きてしまったら最悪ですし、どうすればいいんだよって思いました。グロテスクな描写もありますが心理的に作用するグロテスクも多いので苦手な人は見ないほうがいいですが、目覚めの悪い朝を迎えたような気分になりたいなら良いと思いますよ。
★★★☆☆ 成長するほどにジワジワ怖い
胸糞、救いがない、バッドエンド、という理由での低評価レビューがやたら多かったですが、ホラー映画ってそういうものじゃない?と思い、気にせず見てみました。可愛い息子が成長するに従いジワジワと変貌していく恐怖、そういう子を持ってしまった普通の親の葛藤がうまく描かれていて、最後までどうなるのかとドキドキしながら視聴できました。母親役や子役の演技もよく、時間も短めでさくっと見れて面白かったです。ただバッドエンドが嫌いな人は確かにダメかもしれませんね。『ベイツ・モーテル』とか『エスター』とかが好きなら多分楽しめる作品だと思います。
作品の詳細
作品名:プロディッジー |
原作名:The Prodigy |
監督:ニコラス・マッカーシー |
脚本:ジェフ・ブーラー |
公開:アメリカ 2019年2月8日、日本 劇場未公開 |
上映時間:92分 |
制作国:アメリカ |
製作費:600万ドル |
興行収入:2100万ドル |
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