『ロミオとジュリエット』のモデルとなった悲しい恋
ストーリー:時は1500年前、暗黒時代のイギリス。コーンウォールの領主マーク(ルーファス・シーウェル)を育ての父に持つ、トリスタン(ジェームズ・フランコ)という名の勇敢な騎士がいた。戦闘で瀕死の重傷を負い、敵国アイルランドの海岸に流れ着いた彼は、アイルランド王の娘イゾルデ(ソフィア・マイルズ)にかくまわれ、献身的な介護を受ける。粗末な海辺の小屋で過ごす濃密な時間の中で、ごく自然に結ばれる二人。だが、運命の女神は、別れよりも残酷な試練を彼らに用意していた。イゾルデとマークの戦略結婚。それはすぐそばにいながら見つめあうことすら許されない苦しみを、トリスタンとイゾルデにもたらすものとなる。そしてついに、ふたりがほとばしる情熱を抑えられなくなったとき、彼らの愛は、国を滅ぼすかもしかねない危険なものへと変貌を遂げていく・・・。
出演:ジェームズ・フランコ、ソフィア・マイルズ、ルーファス・シーウェル、デヴィッド・パトリック・オハラ、マーク・ストロング、ヘンリー・カヴィル、ブロナー・ギャラガー、デクスター・フレッチャー、トーマス・サングスター
★★★★★ 文句なく、本当の傑作です。
見てて切なくなりました。二人の気持ちが良く分かり本当に切なく、かわいそうになります。最高の映画です。見てよかったと思います。ジェームズ・フランコ、ソフィア・マイルズともに最高の演技でした。特にソフィア・マイルズは綺麗でした。
★★★★★ 感情移入して最後には泣いてしまいました。
一般的に知られている物語では「媚薬」で二人の愛が燃え上がりますが、ここでは自然に愛が深まっていきます。かえって私達現代人に受け入れやすくなっているんではないでしょうか。その他にも知っている物語とは多々違う箇所はあるかもしれませんが、それもほんの一握り。これはこれでとても美しい物語に仕上がっていると思いました。人を尊敬し敬愛する心、人を愛する心、そして人を許す寛容さ。純粋な心を持っている人達が運命に翻弄されて苦しむさまが美しく描かれていると思います。とにかく物語の最後には泣いてしまいました。とても素敵な映画でした。購入して良かったです。
★★★★☆ 光と影
美しいアイルランドの海岸。なんでこんなに切ないくらいに美しいのだろうと思いながら、血なまぐさい戦闘シーンが展開される。けど、これはさ、この光と影は、どこかで見たよなぁ、と思いつつ・・・。エンドクレジットでその謎は明かされた。製作総指揮がリドリー・スコットとあった。ああ納得。ともかく美しい。もちろん、映画は哀しみの固まりのような展開。「愛が国を滅ぼした」とは言われたくないと、戦いに臨むトリスタン。恥ずかしながら、聴いたこともない役者達なのだけど、むしろ見るものには新鮮に。イゾルデの包容力のある姿が胸を打つ。
作品の詳細
作品名:トリスタンとイゾルデ |
原作名:TRISTAN & ISOLDE |
監督:ケヴィン・レイノルズ |
脚本:ディーン・ジョーギャリス |
公開:アメリカ 2006年1月13日、日本 2006年10月21日 |
上映時間:126分 |
制作国:アメリカ |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |