ザ・フォッグ

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ザ・フォッグ

ザ・フォッグ

この怨み、晴らさずにおくものか。100年前の罪を償え

ストーリー：平穏な小さな港町、アントニオ・ベイ。生誕100周年を迎えた夜、町が濃く深い霧に覆われる。霧から怨念と憎悪に満ちた死霊たちが現れ、1人また1人と残殺してゆく。それは、先祖が封印した口にするのもおぞましい罪への呪いが関わっていた・・・。

出演：トム・ウェリング、マギー・グレイス、セルマ・ブレア、デレイ・デイヴィス、ケネス・ウェルシュ、エイドリアン・ハフ、サラ・ボッツフォード、コール・ヘッペル、ジョナサン・ヤング、ラデ・シェルベッジア

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★☆☆　古典的ではあるけど

映像的にはキレイだと思いますが、ハッキリ見えない方が怖さが感じられるものまでハッキリ見えてしまったり、キレイ故に怖さが削がれてしまってる感じもあります。主人公はニックという青年…だと思うのですが、ストーリー上彼のバックボーンというか、島に残って家業を継いでることの説得力がないので、主人公っぽく見えません。その彼女・エリザベスも、扱い方が不明なままで終わってしまいます。何より、亡霊が現れるキッカケがよく分らず、なぜ100年経った今なのかとか、何らかの封印が解けたとか、そのあたりの設定が不明瞭なので亡霊の復讐そのものに「怨念」の強さが感じられず怖さを削ぐ結果になってしまっています。ストーリー的な部分で、ホラー映画というよりも『フランケンシュタイン』や『ローズマリーの赤ちゃん』といった、叙情的な作品として観た方がいいかもしれません。