ドラマ

セクシャリティー

その日、女は変わる

父の死をきっかけに起こる不思議な出来事が一人の女性を変えてゆく・・・

ストーリー:仕事をクビになったその日、タイラー(サラ・ガドン)は父が死んだと言う知らせを受け取る。母と生まれたばかりの自分を捨てた父。それ以後、情緒不安定な母親と2人、自分を押し殺して生きてきたタイラーだったが、父のことをちゃんと知りたいと、母の反対を押し切り生前父が暮らしていた家を訪れる。そこで彼女を待ち受けていたのは、数々の奇妙な出来事と性にまつわる衝撃的な体験だった。それはタイラーの女として本能を大きく揺さぶり始める・・・。

出演:サラ・ガドン、ロザンナ・アークエット、ラオール・トゥルヒロ、レイチェル・クロフォード、スティーヴ・パク、マリー・ブラッサルド、ディミトリス・キトソス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 邦題は原題とは離れるが、或る意味では的確

この映画の紹介画像はこの映画の内容を集約しているといえます。それに引かれて観たのですが、陳腐な内容ではなく、愉しむことができました。仕事がなくなり、突然遺産が入り、自由の身となった彼女がおそらく生まれて初めての冒険に飛び出すシーンは新鮮で、開放的でみずみずしく思えます。或るたいへん魅力的な青年やその仲間たちとの出会い。悲しい場面もありますが、前向きなラストともいえます。他の映画レビューでは邦題につられてか、官能などの評がありますが、厳密にいえばそれが目的でも見どころでもなく、寧ろ青春映画に位置付けられてしかるべきでしょう。ヨーロッパ映画と思ったらカナダだったのですね。幻想的なシーンもあったり、冒頭の本屋さんでのシーンから父親との邂逅まで繋がっていて、脚本もしっかりとしていると思います。私には好きなタイプの映画です。

★★★★☆ 正しい正しくないかではなく、自分が良いか悪いかなんだと思う

最近はこういう作品が数多く出ていますが、海外の作品もみてみたいと思い、見はじめました。サラガドンさんの演技が素晴らしかったです。ジェンダーを超え、ナチュラルに演じていらっしゃいました。性的マイノリティと呼ばれ、まだまだそれは正しくないよね っていう人が多い世の中であることは確かですが、(口にしなくても思っている人は多いし、触れないようにしている人も多い)自分が良いと思ったことや、したい、なりたいと思ったことをできる人はすごいパワーがあるし、とても強いんだなって思いました。海外の作品であるからかもしれませんが、意見をはっきりいって、どう改善すべきか、何がダメだったかをヒアリングする感じなど、みていて、気持ちが良いと思いました。何も言わずにただ去っていく みたいなのは伝わりませんしね。そして次にも進めないし、後悔だけが残ってしまう。夜に一人で静かにみたい作品です。

★★★☆☆ 難しいジャンルの映画

サラ・ガドン を知らなかったが、顔も身体も美しい女優で非常に好きなタイプです。そんな彼女の裸まで思いがけず見ることになり、そこは得した感じでしょうか。成仏できない父親は、単にこの世への未練なのか、娘に会いたい一心なのか、殻にこもった娘が不憫なのか?そして、エンディング近くになり一皮剥けた(?)娘が、父親の遺品(生活のメモリー)として保管していたものを燃やす事で成仏できたのだろうか?心に何も残らなかった、何も感じなかった訳ではないが、何が残ったのか自分でも明確にはわからない。主題は人の心の成長なのか?精神の解放なのか?正直、え?これで終わりなのという感じもあるし、このあと何が足せる?という感じもあるし、非常にアンニュイなストーリーでした。

作品の詳細

作品名:セクシャリティー
原作名:Octavio Is Dead!
監督:スックイン・リー
脚本:スックイン・リー
公開:2018年6月2日
上映時間:88分
制作国:カナダ
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