『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの原作「指輪物語」や「ホビットの冒険」などの著者J・R・R・トールキンの半生に迫る人間ドラマ
ストーリー:トールキン(ニコラス・ホルト)は3歳のときに父が他界し、イギリスの田舎で母と弟と生活していた。だが母親も12歳のときに突然亡くなり、母の友人のモーガン神父が後見人としてトールキンを救ってくれた。やがてトールキンは名門キング・エドワード校に入学して3人の友人と出会い、芸術で世界を変えることを約束する・・・。
出演:ニコラス・ホルト、リリー・コリンズ、コルム・ミーニイ、デレク・ジャコビ、アンソニー・ボイル、アダム・ブレグマン、パトリック・ギブソン、アルビー・マーバー、トム・グリン=カーニー、クレイグ・ロバーツ、パム・フェリス
★★★★★ ニコラス・ホルトとリリー・コリンズの美しさ。
ニコラス・ホルトの青い瞳が作家という役の表現に幅を持たせていたのではないかとおもいます。もともと『ロード・オブ・ザ・リング』を観ていた者なので、その背景を知れて良かったです。
★★★☆☆ 作り込まれているし、わかりやすいが映画としてはもうひとつ
この作品も劇場で観ているのだが、となりの人が気になっていまひとつ集中できなかったのだ。それで再鑑賞した。やっぱり家で観る方が落ち着ける。ただ、作品の印象は大きく変わらなかった。映像的にはしっかり作り込まれていて上質だし、トールキンの創作の元になるものが何であったのかというのは彼の体験を通してわかりやすく提示されているのだが、映画としてはもうひとつという印象は拭えない。ところで今回見終わったときにふと思ったのだが、ピーター・ジャクソンはこの企画にまったくタッチしなかったのだろうか? いちばんふさわしい監督がだれかといえば、彼しかいないような気がするのだが。
作品の詳細
作品名:トールキン 旅のはじまり |
原作名:Tolkien |
監督:ドメ・カルコスキ |
脚本:スティーヴン・ベレスフォード |
公開:アメリカ 2019年5月10日、日本 2019年8月30日 |
上映時間:111分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2000万ドル |
興行収入:900万ドル |
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