ドラマ

ニュールンベルグ軍事裁判

20世紀最大の裁判「ニュールンベルグ裁判」を忠実に再現した重厚なTVドラマ!

ストーリー:1945年11月、ドイツのニュールンベルグにおいて開廷したニュールンベルグ軍事裁判。第二次世界大戦中のナチス・ドイツの戦争犯罪を裁くべく行なわれた国際軍事裁判で、世界が固唾を飲んで見守る中、ナチス高官たちに死刑判決が言い渡される・・・。忠誠、誇り、真の正義、公平性とは?そして真に憎むべきものとは?

出演:アレック・ボールドウィン、ジル・ヘネシー、ブライアン・コックス、クリストファー・プラマー、マット・クレイヴン、クリストファー・ハイアーダール、デビッド・マキルレース、マックス・フォン・シドー、マイケル・アイアンサイド、シャルロット・ゲンズブール

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 比較的「中立的に」描かれています

勝者である連合国側が、自分たちの正当性とナチの非人道性・残虐性をおどろおどろしく非難するストーリーかと思いましたが、意外と中立的な立場で両者の主張を同等に対等に扱っているように思いました。昔のスペンサー・トレイシー監督のバージョンは、法律家を裁く場面のみで、ナチの指導者たちは登場していませんが、この作品ではナチの幹部たちが登場して、それぞれが自分の立場を主張していますから、より緊迫感と現実味があるように感じます。結局「人道に対する罪」とかで量刑が決まるようですし、後々までユダヤ人組織がナチの残党を血眼になって探し続けますが、これこそ「勝者の論理」だと思います。ゲーリングがユダヤ人の将校に「人種差別をしたことが罪になるのなら、なぜおまえたちは原爆を落としたのだ?ヨーロッパに原爆が落とせたか?落とせないだろう、日本人だからお前たちは原爆を使ったのだ。お前たちだって人種差別をしているじゃないか。」というくだりは、敗戦国の人間として、広島や長崎の悲惨な状況を見聞きしているものとして、また今もアメリカの軍隊が沖縄に居座っている現状を考えると、胸がすく思いがする場面です。また、連合国側もそれぞれのお国の事情を抱えてやっているんだ、という面も描かれていて、素直に見れる作品であると思います。

作品の詳細

作品名:ニュルンベルク軍事裁判
原作名:Nuremberg
監督:イヴ・シモノー
脚本:デイビット・W・リンテルス
公開:2000年6月16日
上映時間:180分
制作国:アメリカ
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