『映画』そのネズミ、凶暴につき

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そのネズミ、凶暴につき

そのネズミ、凶暴につき

拉致、監禁、拷問、殺戮・・・。ありとあらゆる恐怖が家族を襲う！

ストーリー：幼くして母親を亡くしたリアム(ピーター・ダクーニャ)は、父親のコーリー(ロビン・ダン)と、新しい継母のサラ(キャサリン・イザベル)とともに別荘を訪れる。しかし、実母を忘れられないリアムは、何かとサラに辛く当たる。そんな時、一家の不在中に何者かが別荘を無断で使っていたことが発覚。警察の捜査の結果、危険はないことが判明したため、家族はそこに決めるが、ベッドに寝ていたはずのリアムの姿が忽然と消える。必死に息子を探すコーリーとサラに前に現れたのは、動物のマスクをかぶった謎のアニマル集団だった・・・。

出演：ロビン・ダン、キャサリン・イザベル、ピーター・ダクーニャ、エイミー・フォーサイス、スティーヴン・マクハティ、ノア・ダンビー、ビル・コルゲート、エイドリアン・ウィルソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆　邦題は凄い事になっていますが・・・

凄い邦題になっていますが、しっかりとした家宅侵入ホラーです。導入早々、隣人の殺人劇に始まり、犯人達が縫いぐるみの動物マスクを被っているなど、思いっきり『サプライズ』とネタ被りをかましています。大丈夫か、これ。という、一抹の不安を抱きながら鑑賞したのですが、父親と息子の物語に重点を置いている本作が、『サプライズ』と被る事はありませんでした。再婚しちゃったパパと、それを許せない7歳になる息子との確執が、映画のポイントになるのですが、個人的には再婚相手のママに夢中になってしまいました。ママを演じているのは、キャサリン・イザベル嬢!日本未公開ながら話題になった『アメリカン・メアリー』で、素敵な変態女医を演じた美人女優です。劇中、例の掠れかかったハスキーボイスでヒィーヒィー言いながら逃げ惑う彼女に夢中。『アメリカン・メアリー』で、数々のド変態を前にしてメスを奮った彼女と違い、追い詰められて怯える彼女が可愛く見えてしまいました。問題を抱えた家族が直面する恐怖。サディスティックな犯人達の目的とは・・・小粒ながらもしっかりした物語構成と、ハラハラさせてくれるクライマックス、きちんと収束しつつ続編を臭わせる落とし所に、次回作を期待してしまいました。その時、邦題はどうするんでしょうか(笑)

★★★☆☆　凡作でーチュ！

ぬいぐるみの皮を頭にかぶった殺人鬼が3人家族を襲うサスペンスホラー。カナダ製。この手のパニックホラーを見慣れた方にはとっても既視感のある感じです。かと言ってグロ描写は弱く、そちらをご所望の方にも不満が残るでしょう。アメリカンドクターXなどのホラー映画に出演するキャサリン・イザベルは素敵です。彼女の逃げ惑う姿、絶叫する姿、必死で戦う姿は満点。その点では実にホラー映画らしい♪この映画は「家族の絆」をテーマに描かれたものですが、肝心のその辺の描写が甘く感じます。そこを掘り下げれば、単なる凡作を抜け出すことができたでしょう。全体の怖い雰囲気やメインの役者（パパ、後妻、息子くん）の演技は良かったので、それが残念ですね。