間違い電話をきっかけに連続殺人鬼の恐怖にさらされるシチュエーション・サスペンス
ストーリー:一人住まいの女性ニコール(モニカ・キーナ)は、うっかり電話番号をミスダイヤルし、間違い電話をかけてしまう。ところが、つながったその相手は連続殺人鬼だった。彼女は次々と起こる殺人事件に巻き込まれるように、殺人鬼から逃れることはできない・・・。殺人鬼は電話で彼女をののしりながら、動揺させながら、まるで楽しむかのように彼女の住む州へ、そして街へ近づいてくる。ついに彼女の住まいの玄関にたどり着いたとき、身辺警護を依頼した刑事や警官たちは殺人鬼から彼女を守りきることができるのだろうか?そして、驚くべき連続殺人鬼の正体は・・・・。
出演:モニカ・キーナ、ケビン・チャップマン、アイバン・マーチン、タマラ・ジョーンズ、エミリー・ガルヴィン、ロニー・ファーマー、ベイツ・ワイルダー、マイケル・キュディア、エミリー・バウア
★★★★☆ いやいや意外に
「B級かな..」と期待せずに鑑賞しただけに、ラスト数分は「おお、そう来たか!!」でした。私的にはこのラストは好きです。精神的な残酷性があり、イヤな感じを受ける方もいらっしゃるとは思いますが。皆さんも書いてらっしゃいますが、人が殺されるシーンは出てきません。飽くまで「犯人」からかかってくる電話を通しての「断末魔の叫び声」のみです。登場人物も少なく、セットは殆どヒロインのアパートの一室の中です。低予算映画なのでしょうが、無駄がなく、限られた空間の中のカメラワークも抜群でした。ヒロインの追いつめられ感もよく伝わってきます。中だるみも少々ありましたが、ラストの加速感は好きでした。
★★★☆☆ 低予算でもまとまりが良く後悔しませんでした
間違い電話をかけてしまったことから、相手の男から執拗に電話がかかってくる。本作品のいいところは、電話と小さなアパートの一室でほとんど撮られているのに、設定が良いので恐怖感が煽られる。もしかしたら犯人は身近にいるかもしれないと、見ている側が疑ってしまうところも良かったです。次から次に疑心感が沸いて来て、見ていて全く飽きないのだ。このエンディングはどうなんだろうとも疑問符が沸いてしまいましたが、全体的にとてもまとまっているので良かったと思います。
作品の詳細
作品名:リダイアル |
原作名:Long Distance |
監督:マーカス・スターン |
脚本:マイケル・ラスムッセン |
公開:2005年 |
上映時間:90分 |
制作国:アメリカ |
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