「核爆発による世界崩壊後」という設定下に置かれた置かれた生徒20人。思惑が複雑に絡み合い緊張が日々増すなか、彼らが迫られる究極の選択とは・・・
ストーリー:ジャカルタのインターナショナル・スクール。卒業間近の学生20人が在籍する哲学クラスにて、教師がある特別授業を用意した。「20人それぞれに架空の人物設定が与えられる。」「舞台設定は核爆発による世界崩壊後。」「シェルター内部は10人分の設備しか用意されていない。」「この先人類が再び発展するために、誰をシェルターに入れるかを全員で議論する。」職種をベースに性格や宗教観、男女の性などが加味され、仮想終末世界での討議が進められる。この斬新な授業を進める中で、次第に変化していく生徒達。仮説と現実の境界線があやふやになるような、生存を賭けた必死なグループたちが互いに背を向け合う中、彼らのとる決断は致命的なものになっていく。果たして、この教室にはどんな結末が待ち受けているのか・・・。
出演:ソフィー・ロウ、リース・ウェイクフィールド、ジェームズ・ダーシー、ボニー・ライト、ダリル・サバラ、フレディー・ストローマ、ケイティ・フィンドレイ、ジョージ・ブラグデン、エリン・モリアーティ、マイア・ミッチェル
★★★☆☆ 理性と感情。
思考実験というお題目に惹かれて観てみました。現実と想像が二層になっていますが場面の切り替えはそこまで見辛くはなかったのです。ですが、人類を存続させるために選択される20人中の10人の思考というのも一部の主要キャラ以外のものは活かしきれているわけでも無いです。(一部大活躍の人がいましたが(笑)出題者でもあり、TRPGにおけるゲームマスターでもある教師の姿勢が理性を前面に押し出すあまりに結論ありきになってしまっていて視聴者も納得ができるものでは無いです。ちなみにこれは作品の演出不足ではなく、そうであるように物語として誘導されています。20人の生徒たちに割り振りされる様々な職業、と指向は中々面白い。実験が進むごとにロールプレイングの成果がでているのも。終盤には理性と感情を象徴する人物の立場が逆転し、ラストの場面の教師もある人物の思考実験に囚われているという映像がすこし。想像の中で愛する人と友人たちと過ごし、納得して死んでいった彼女と。愛する人に去られて独りで過ごしていく教師を思考する現実の彼女。どちらも同じ彼女の思いの対比。どちらも共存しながらでも生きていけるのが人間でもあるし、複雑怪奇ですよ哲学ってやつぁ(笑)この作品の一番評価したいところは題材もキャラクターもチープになりそうだけれども、本当に、本当にギリギリのところで踏みとどまっている部分だと思う(笑)
★★☆☆☆ そういう結末でくるんかい。。。って思わされました
ある哲学の授業。20人のうち10人だけが核戦争用のシェルターで1年過ごして生き残れる。誰がシェルターにはいるべきか!を授業でおこなうのを映像化してます。抽選で役柄を決めて、シュミレーションをしていくのですがテーブルトークRPGのマスター役をする先生の強引な話のもっていきようが無理を感じます。ある設定で全滅したら、違う設定という風に展開をしていきますがどうするんだよ、この展開と思うので 作品に深く入っていきにくいです。さらに最後は、そういうことですが、、、と想像の斜め上をいってました。見終わったあとの脱力感で星2つ。
作品の詳細
作品名:ラスト・ワールド |
原作名:After the Dark |
監督:ジョン・ハドルズ |
脚本:ジョン・ハドルズ |
公開:アメリカ 2014年2月7日 |
上映時間:107分 |
制作国:インドネシア、アメリカ |
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