ホラー

エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア

焼け爛れた顔をして、人の見る夢を自由に操れる殺人鬼フレディ。その悪夢の中に住む殺人鬼フレディが、若者たちを襲うホラーシリーズの未公開番外編

ストーリー:『エルム街の悪夢』のヒロイン、ナンシー役で成功を修めたヘザーは、その後結ばれた特殊効果マンの夫チェイスと幼い息子ディランと平穏な日々を送っていた。ある日、ゲスト出演したテレビ番組でフレディ役のロバートと久しぶりに再会したヘザーは、その直後にニューラインシネマより新作出演のオファーを受ける。ウェスが『エルム街の悪夢』の新作脚本を執筆中で、是非彼女に再登板して欲うしいというのだ。だが、そんな彼女の周りで不審な出来事が続発し始める。ディランのぬいぐるみについた鋭い切り傷、フレディ子守唄を口ずさむ不審な電話、夫の交通事故死。そして混乱するヘザーの前に、さらに邪悪さを増したフレディが現れる。

出演:ロバート・イングランド、ヘザー・ランゲンカンプ、ミコ・ヒューズ、ジョン・サクソン、デヴィッド・ニューサム、ウェス・クレイヴン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★☆☆☆ 原点回帰とマンネリ回避は両立出来んよ

前作で明らかに呼ばれもしないのに復活させられて、どうでも良い感じのカーテンコールを行ったフレディ。そんな我が子の窮地に立ち上がったのがフレディ・クルーガーの産みの親ウェス・クレイヴン監督である。散々繰り広げられてきたフレディ祭りに終止符を打つべく。また、どんどんホラーからコメディに路線変更していくフレディを軌道修正させるべく。「俺が思い付いたフレディはこんなんじゃない!」。そんな想いが詰まった「エルム街の悪夢」シリーズの第7作である。第7作にして、やっと産みの親の元に帰ってきた「エルム街の悪夢」シリーズ。ナンシー役を演じたヘザー・ランゲンカンプが主役で、第7作の脚本を書いているクレイヴン監督自らが出演、現実のヘザーも悪夢に襲われて…という迷宮のようなストーリーはまさにリアル・ナイトメア。冒頭、ヘザーが見ている悪夢が第7作の撮影現場だったり、「エルム街の悪夢」シリーズという過去の呪縛から逃れられず、トークショーに駆り出されるヘザーとロバートや、ヘザーの元に掛かって来るフレディ風のいたずら電話など、現実に存在してもおかしくない場面があるため、一瞬ドキュメンタリーを観ているような気持ちになった。もちろん本物のフレディなど存在しないし、ヘザーに子供がいるのかもしれない。しかし余りにリアルなエピソードのオンパレードで頭が混乱。これぞ悪夢。出て来る台詞もどこまでがフィクションなのかわからないような本音トーク(のように思えるもの)ばかり。ヘザーがリムジンの運転手から「エルム街の悪夢」シリーズのネタを延々と聞かされ閉口するシーンは絶対ヘザーの体験談だな。ああ、そうそう。何やかんやあって、フレディは最後はどうなったかというと、古代神殿の中の焼却炉で焼かれて爆発しました。そんなんで良いのか? 良くなかったんだろうな。

作品の詳細

作品名:エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア
原作名:Wes Craven’s New Nightmare
監督:ウェス・クレイヴン
脚本:ウェス・クレイヴン
公開:アメリカ 1994年10月14日
上映時間:114分
制作国:アメリカ
製作費:800万ドル
興行収入:1800万ドル
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