米国に接近するソ連最新鋭潜水艦“レッド・オクトーバー”を巡って繰り広げられる緊迫の駆け引きを描いた、トム・クランシー原作のサスペンス・アクション大作!
ストーリー:マルコ・ラミウス艦長(ショーン・コネリー)が指揮する、ソ連の誇る最新原子力潜水艦レッド・オクトーバーが、アメリカ東海岸に接近した。アメリカ政府は、ラミウスの狙いはアメリカ攻撃だと判断する。だがCIA分析官だけは別の見解を示す。ラミウスは亡命しようとしていると言うのだ。だが自説を証明するためには、あと数時間の余裕しかない。なぜならソ連の海軍と空軍が総力をあげてレッド・オクトーバーを追っているから。かくして大西洋は海戦の場と化した・・・。
出演:ショーン・コネリー、アレック・ボールドウィン、スコット・グレン、ジェームズ・アール・ジョーンズ、サム・ニール、ジョス・アクランド、リチャード・ジョーダン、ピーター・ファース、ティム・カリー、コートニー・B・ヴァンス、ステラン・スカルスガルド
★★★★★ 名作です
まだDVDが普及していない頃、テレビで放映したこの映画をVHSに録画して繰り返し観ていました。32歳の若きアレック・ボールドウィンが本当にいい演技してます。私はこの映画で彼を好きになりました。結末を知っていても、また緊迫感を楽しめるなんてスゴイ!VFX技術を多用した現在の映画より観る価値のある映画です。
★★★★★ 何回見ても面白い。潜水艦モノであり駆け引きのドラマであり・・・
東西冷戦は過去と思いきや、ロシアの新技術の実現により、一気に緊張する両国。しかし、その新しい潜水艦には考えの違う艦長がいると知り、CIAの分析官は亡命ではないかと気付く・・・それをどうやって探り対処するかを描いた映画。見せ場は多くないし、特撮もチープだが、俳優の重厚な演技でグイグイ引き込まれる。単に敵艦を沈めてしまえば、新技術ではロシアが優位のままで解決ではない。そこが、最後のまどろっこしい流れの真意であり、ドンパチだけに期待すべきものではないところだ。当時1回目に見た時は、そこが消化不良で大して記憶に残らなかったが見返すたびに、各配役の心情が読めて感動が深くなる。これは名作です。
★★★★★ 原作がしっかりしていると安心です。
文章では、不明覚だった「キャタピラー推進装置」がヴィジュアルで再現されていて、「こういう構造物を表現」していたのかと納得しました。作品冒頭のレッドオクトバーの巨大さを映し出すカットは作品の内容の濃さを十分に表現していて最高でした。ロシアの兵器(武器を含む)は、米国製のスマートさや機能美はないが、無骨な力強さがあり何とも言えない魅力を感じます。水中を走る魚雷って本当に美しいです。
★★★★☆ 映画音楽がステキ!
映画の内容も迫力ありますが、それ以上に映画の中で使われているロシア音楽がとても気に入っています。これが何度も聞きたくてDVDを買ったようなものです(笑)
★★★★☆ 軍事サスペンスの佳作
原作の雰囲気を残しながらも,単純化したシナリオがスピードある展開を与えていると思う。原作は、有名なトムクランシーの同名小説。主人公はCIAのアナリストであるジャック・ライアン。本作品ではアレックス・ボールドウインが見る者に汗を感じさせる熱演をしている。この主人公よりも存在感があるのが,ソ連原潜「レッド・オクトーバー」艦長ラミウス役のショーン・コネリー。4つ星にしたのは、原作では丹念に描かれているお互いに理解し合う鍵が映画では作り込まれていないのが残念だから。米ソ原潜を巡るサスペンス作品として,映画史に残る佳作である。
作品の詳細
作品名:レッド・オクトーバーを追え! |
原作名:The Hunt for Red October |
監督:ジョン・マクティアナン |
脚本:ラリー・ファーガスン |
公開:アメリカ 1990年3月2日、日本 1990年7月13日 |
上映時間:135分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3000万ドル |
興行収入:2億ドル |
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