ラブ・ロマンス

雨のニューオリンズ

テネシー・ウィリアムズの戯曲を元にフランシス・フォード・コッポラが脚本を書いた恋愛ドラマ

ストーリー:不況にあえぐミシシッピー州の小さな田舎町に、若きエリート、オーエン(ロバート・レッドフォード)が、鉄道従業員の人員整理を目的に派遣されて来る。オーエンが宿泊するホテルの娘アルバ(ナタリー・ウッド)は、洗練された都会の魅力を持つ彼とたちまち恋に落ちる。一方、オーエンは解雇通知を渡された従業員の恨みを買い、袋叩きにされてしまう。やがて愛し合うようになるオーエンとアルバは、共にニューオリンズへ旅立とうとするが、アルバの母によって引き裂かれてしまう・・・。

出演:ロバート・レッドフォード、ナタリー・ウッド、チャールズ・ブロンソン、ケイト・レイド、メアリー・バダム、アラン・バクスター、ロバート・ブレイク、ダブニー・コールマン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 懐かしい映画です、この頃の洋画を見ると懐かしく思います

ナタリー・ウッドが好きで色々と映画館に行きましたが、最近の映画と違って、この頃の洋画は何となく哀愁があって、懐かしく思います。歳のせいですかね?(*^_^*).・・・。

★★★★★ 一瞬光り輝いたナタリー・ウッド(2013年掲載分、再掲載)

1966年に公開されたシドニー・ポラック監督による「雨のニューオリンズ(This Property Is Condemned)」の原作は劇作家テネシー・ウイリアムズの一幕劇が使用されています。テネシー・ウイリアムズは1948年の「欲望という名の電車」、1955年の「熱いトタン屋根の猫」でピューリッツァー賞を受賞していますが、彼は精神障害を持つ姉ローズにロボトミー手術をうけさせた両親に激しい怒りを覚えており、この作品でも下宿屋を営む母親ヘイゼルの長女アルバや次女ウィリーに対する非情な仕打ちを白日の下に曝け出し、その残酷性を克明に描写しています。舞台はミシシッピー州のドッドスンという寂れた小さな町、地元の鉄道作業員がたむろする下宿屋で、そこには女主人ヘイゼル(ケイト・レイド)、快活で美人の長女アルバ(ナタリー・ウッド)、幼い次女ウィリー(メアリー・バダム)が酔客の相手で多忙を極めているのですが、殆どの客は美人で女王様のように振る舞うアルバを物にしようと集まってきているだけで、その経営は火の車状態でした。その時、鉄道会社から人員削減の調査のため派遣されたオーエン(ロバート・レッドフォード)が現れ、会社の健全経営のため、作業員の首を次から次へと切っていったため、酔客が減り、下宿屋も経営難となったため、母ヘイゼルはアルバを金廻りの良い中年のジョンソン(ジョン・ハーディング)と結婚させるべく画策する中、自尊心が強く自惚れ家のアルバは彼女を無視するオーエンに次第に惹かれていき、やがて悲劇の序章が始まります。この映画で見逃せないのが、1961年公開の「ウエストサイド物語」でマリア役を演じたナタリー・ウッドの魅力溢れる圧倒的演技で、暗い設定のストーリーにもかかわらず一際輝いています。この映画はまさにナタリー・ウッドの魅力を100%引き出した彼女のための映画といえるものです。彼女の輝きには、JJ・ニコルズ役のチャールズ・ブロンソンもただの野卑でしょぼいオッサンの一人にしか見えないほどです。それだけに、映画の冒頭とラストで描写される大勢の酔客で賑わった往時の光を失い「This Property Is Condemned」と書かれた廃屋に張られた看板が無常感を一層引き立てています。ナタリー・ウッドファン必見の映画といえましょう。

★★★★☆ ナタリー・ウッドの

おっかさんがなぁ・・・まぁ小さな町で今と違って家業の為にお見合い的に結婚する時代だったんかね。つか歳離れすぎだろ、下手したら親と子やん!あのまま二人で幸せなまま終わってほしかった。妹さんはどうやって生きていくんじゃい?可愛そうすぎ!!!しかし俺の大好きなブロンソン様がこんな役とは・・けど結構ハマってたかも?

作品の詳細

作品名:雨のニューオリンズ
原作名:This Property Is Condemned
監督:シドニー・ポラック
脚本:フランシス・フォード・コッポラ
原作:テネシー・ウィリアムズ『財産没収』
公開:アメリカ 1966年8月3日、日本 1969年5月10日
上映時間:110分
制作国:アメリカ
製作費:460万ドル
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