ドラマ

ボーイズン・ザ・フッド

闇を撃て! ビートを撃て! 黒い町(ブラックストリート)を閃光が走る!

ストーリー:犯罪多発地区として有名なロサンゼルス、サウスセントラル地区。この危険な街でトレ(キューバ・グッディング・Jr)、リッキー(モリス・チェストナット)、ダウボーイ(アイス・キューブ)の幼友達は生まれ育った。トレは厳格な父フューリアスのもとで育てられ、恋人と堅実な生活を夢見る若者。リッキーはフットボールの名選手でスカウトが来るほどの有望株。かたや兄のダウボーイはストリート・ギャングに身を持ち崩してしまっていた。そんな3人に凶悪なギャング集団クレンショー組が突然襲撃を仕掛けてきた・・・。

出演:キューバ・グッディング・ジュニア、モリス・チェストナット、アイス・キューブ、ニア・ロング、アンジェラ・バセット、ティラ・フェレル、デジ・アーネス・ハインズ2世、ホイットマン・マヨ、ジョン・シングルトン、レジーナ・キング、レジーナ・キング

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ギャングスタ

黒人映画が好きで、以前よく観ていました。その中でも、この作品は特に印象的で大好きでした。LAの黒人コミュニティーの話なのですが、LAに居たころ、とても危なくて近寄れない地域でした。そんなサウスセントラルの悲しく切ない若者のお話です。

★★★★★ 子供を産むのは誰でもできるが、育てるのは別

いまだ人種差別の激しかった時代、ある黒人街を舞台に、主人公トレが家族や仲間の中で成長していく。90年代初頭のスパイクリー映画に似て、理不尽な人種差別が貧困を招き、黒人の若者が犯罪の犠牲になっている現状に異を唱えている。この手の映画をよく観る人にはありきたりな内容かもしれないが、とくにトレの父親フューリアスの言葉には、重みがあり、荒廃した社会の中で生きるルールを教えてくれる。

★★★★☆ ギャング映画ではあるが愛と優しさが描かれている

この映画は本能的で直感で作られたような印象を受けた。ブラックムービーというジャンルになるが、黒人が撮る映画はやはり物事の本質のみを切り取ったような映画になる。それゆえブラックムービーは低脳だとか薄っぺらいと勘違いされては困る。人物の造形やストーリーが良く、喜怒哀楽、人間の感情を余すことなく表現されていて、メッセージとして愛と平和があるとても面白い映画だった。

作品の詳細

作品名:ボーイズン・ザ・フッド
原作名:Boyz n the Hood
監督:ジョン・シングルトン
脚本:ジョン・シングルトン
公開:アメリカ 1991年7月12日、日本 1992年2月8日
上映時間:112分
制作国:アメリカ
製作費:650万ドル
興行収入:5700万ドル
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