ドラマ

上海の伯爵夫人

『日の名残り』の名コンビ、名匠ジェームズ・アイヴォリー監督とブッカー賞作家カズオ・イシグロが再び贈る、壮大なる大河ロマン!

ストーリー:列強各国の思惑が入り乱れる1936年の上海。暴力によって愛する家族と視力を失った元外交官のアメリカ人ジャクソン(レイフ・ファインズ)は、激動の地で世捨て人のように生きてきた。そんな彼が出会ったのが、ロシア革命によって亡命を余儀なくされた美しい未亡人ソフィア(ナターシャ・リチャードソン)と、歴史の舞台裏で暗躍する謎の日本人マツダ(真田広之)だ。ジャクソンはそれを機に夢のバー“白い伯爵夫人(ホワイト・カウンテス)”をオープンさせ、ソフィアを“店の華”として招き入れる。だが、日本軍による上海侵攻が始まり、“白い伯爵夫人”にも戦火が迫っていた・・・。

出演:レイフ・ファインズ、ナターシャ・リチャードソン、マデリーン・ポッター、ジョン・ウッド、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、リン・レッドグレイヴ、マデリーン・ダリー、アラン・コーディナー、真田広之

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 誇りを持って生きること

亡命貴族で美しいロシアの元伯爵夫人が家族を養うために必死で生きている。感謝されるどころか見下げられて家に帰っても安らぎのない彼女。唯一の支えは娘のカティアだけ。視力を失った元外交官のアメリカ人ジャクソンはそんな彼女が心の内に秘めている誇りを感じ取る。念願の夢のバーに彼女を迎え入れ、お互いを思いやりながらもそれぞれの深い傷がそれ以上の干渉をためらわせてしまう。全てを失ってしまった男と失いかけている女が、本当の気持ちで生きること。まだ見ぬ世界に好奇心を持つ娘の姿に、希望の光を感じさせる味わい深い作品。大切なものは何なのか。

★★★★★ 特別な女優 ナターシャ・リチャードソン

5歳からイギリスで育った作家カズオイシグロの作品。薫り高く文学を感じさせる作品。もう何回も見ている。2回みる映画はよほどだ。ロシア革命で逃れてきた美しい伯爵夫人と元外交官の物語。日中戦争前夜1936年の上海フランス租界。暗躍する謎の日本人「マツダ」を真田広之が。私にとっては内容はどうでもよくナターシャを見たかっただけだった。彼女の美しさ魅力を最大限引き出した傑作。

作品の詳細

作品名:上海の伯爵夫人
原作名:The White Countess
監督:ジェームズ・アイヴォリー
脚本:カズオ・イシグロ
公開:アメリカ 2005年12月21日、日本 2006年10月28日
上映時間:136分
制作国:イギリス、アメリカ、中国
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