スリラー

フォーリング・ダウン

“イラつく世の中に、怒りの一撃!”M・ダグラスが、突然キレて大都市をパニックにおとしいれる、一見平凡だが危険なサラリーマンに扮した、衝撃のノンストップスリラー!

ストーリー:1991年6月12日、ロサンゼルス。朝のラッシュアワーの中、その男、“Dフェンス(マイケル・ダグラス)”は急に平常心を失い、高速道路の真ん中に自分の車を乗り捨ててその場を去る。そのまま彼は徒歩で西に向かうが、途中で遭遇した人々とケンカや銃撃戦になるなど、騒動を起こし続ける。警察のマーティン刑事(ロバート・デュヴァル)は“Dフェンス”がどこに向かうかを予測しながら彼を追うが、“Dフェンス”は別れた妻と子どもが住むベニスビーチに向かっていた・・・。

出演:マイケル・ダグラス、ロバート・デュヴァル、バーバラ・ハーシー、レイチェル・ティコティン、チューズデイ・ウェルド、フレデリック・フォレスト、ロイス・スミス、マイケル・ポール・チャン、レイモンド・J・バリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ キケンな怪作

細部まで計算の行き届いた傑作。無駄なシーンが全くない。すべてのカットが有機的に機能している。30年前の映画だが、内容は現在の方がより近づいている。主人公のフラストレーションと絶望に共感しかねないため、危うくスリリング、そしてブラックジョークの効いた一本になっている。彼の最後も、まさしくフォーリング・ダウン。

★★★★☆ 切ない話だった。

現実でもありえる話の内容だったと思う。人生が上手いこといかずにストレスが溜まってきて、何かふとした事がきっかけで犯罪に手をかけてしまう・・・確かに主人公がやってきた事は刑事がいうように正当化する事はできない。主人公みたいに人は挫折をする事がある。今まで順風満帆に生きてきた人なら尚更、挫折を味わって職も家族を失ってしまえば人は狂気に走ってしまうのだろうか・・・主人公の気持ちも分かる反面、挫折を味わった時に自分自身はどうするべきか・・・その人の考え次第でいくらでもいい方向に向かうべき選択の余地はある。そう心に訴え掛けるような映画だと思った。マイケルダグラスと名前は調べていませんが刑事の役が本当に素晴らしかった。

作品の詳細

作品名:フォーリング・ダウン
原作名:Falling Down
監督:ジョエル・シュマッカー
脚本:エブ・ロー・スミス
公開:アメリカ 1993年2月26日、日本 1993年7月31日
上映時間:118分
制作国:アメリカ
製作費:2500万ドル
興行収入:9600万ドル
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