ドラマ

ギルバート・グレイプ

あなたに逢えて、よかった。少女との出会いが、ギルバートの運命をかえていく

中西部の田舎町を舞台に、よろずやの店員がトレーラーハウスで祖母と旅を続ける少女と出会い、自己の生活を見つめ直していく姿を描く

ストーリー:アイオワ州エンドーラ。ギルバート(ジョニー・デップ)はこの小さな町を出たことがない、24歳の青年。夫亡き後、過食症で太って家にこもりっきりの母親、知的障害者の弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)ら家族の面倒を見る一方、ギルバートは人妻ベティとひそかに不倫の関係を続けているが、くすぶった毎日に嫌気がさしていた。ある日、祖母とキャンピングカーで旅を続ける少女ベッキー(ジュリエット・ルイス)が車の故障で町に滞在することに。彼女と出会ったギルバートは心境に変化が生じて・・・。

出演:ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス、ダーレン・ケイツ、ローラ・ハリントン、メアリー・ケイト・シェルハート、ジョン・C・ライリー、クリスピン・グローヴァー、メアリー・スティーンバージェン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★  ジョニデ×ディカプリオ

これは最初で最後かも!凄い共演!しかも、ジョニー・デップは派手な装飾無しフツーの青年役、ディカプリオは知的障害のある少年役、と貴重な作品。そして家族愛に感動。

★★★★★ 古くて新しい映画

たんたんと進むストーリーの中にいつの間にか引き込まれていく。古さを感じさせず、見た後で静かな感動が広がる。天才ディカプリオここにあり。

★★★★★ ベッキーのような人になりたい・・・

家族を愛しく思う気持ちと反面、家族を足かせのように感じる気持ち。アイオワの田舎町はギルバートにとって、轍のような場所だ。抜け出したいけれど、抜け出せないと思っているうちにいつしか抜け出すことさえ忘れていたギルバートの前に現れたベッキーという女性。自由で何にも縛られない、自然体のベッキーによって彼が少しずつ前を向き始める姿がアイオワの美しい自然とともに描かれている。俳優達の抑えた演技の中の溢れ出る感情表現。淡々とした中にも忘れられないシーンがたくさんあり、何度みても涙がこぼれる。爽やかな風や朝もやの冷たい空気、大切な人と抱き合った時のぬくもりまでも伝わってくるような素敵な映画。見るべし!

★★★★☆ 名作です

初めて観た時、レオさんは演技をしていると思えませんでした。さすがレオさん❣️

★★★★☆ 自分の果たすべき役割

淡々と家族のために自分の果たすべきことをする。そんな静かな愛情の尊さを考えさせてくれる映画です。黙々と障害のある弟を支え、母親を支え、逃げ出さない強さと優しさ。人としての価値はこういうところにあるのだと教えてくれました。ディプリオもジョニー・デップもこんな風に淡々とキャリアを積み上げて来たのだと一夜にして大スターになったわけではなかったのだと。作品の深さと彼らの演技力に心酔しました。

作品の詳細

作品名:ギルバート・グレイプ
原作名:What’s Eating Gilbert Grape
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ピーター・ヘッジズ
公開:アメリカ 1993年12月25日、日本 1994年8月20日
上映時間:118分
制作国:アメリカ
製作費:1100万ドル
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