ドラマ

トゥルー・カラーズ

政治の世界に生きる男とその親友の7年間の愛憎を描く政治ドラマ

ストーリー:1983年、バージニア大学法律学校の寮で同室になったピーター(ジョン・キューザック)とティム(ジェームズ・スペイダー)。貧しい家庭に育ったピーターは、出世のためには裏切りも辞さない男だった。スタイルズ議員の娘ダイアナと付き合っていたティムは卒業後司法省へ、ピーターは議員の事務所へ勤める。政界で顔を広めていくピーターはダイアナをティムから奪い、さらに選挙資金欲しさから買収に乗ってティムをはめてしまう・・・。

出演:ジョン・キューザック、ジェームズ・スペイダー、イモジェン・スタッブス、マンディ・パティンキン、リチャード・ウィドマーク、ダイナ・メリル、フィリップ・ボスコ、ポール・ギルフォイル、ブラッド・サリヴァン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 見応えあります

主役2人の対照性が、色々な面から丁寧に描かれています。配役がバッチリですね。当時人気だった2人の役者が、最大限によい演技をしています。ハーバート・ロス監督の他の映画同様、アメリカ80年代郊外の景色が美しく撮られています。美しい景色をバックに、主役2人がひたすら美しい。汚れた心の中に潜む澄んだ心。憎しみに潜む愛。また、その逆。ジェームズスペイダーの美しさは、完璧すぎて失神モノです。バブリーな衣装も楽しめます。

★★★★☆ 映画としての精度や品位がとても高い好作品だと思いました。

権力闘争にうごめく駆け引きと騙し合いをテーマとして、そこに友情と恋愛の三角関係や、親類、師弟など様々な人間関係が絡みあう、いわばテレビドラマなどでよく用いられそうな内容を採用しています。こういった、近距離間で繰り広げられる小難しいテーマは個人的にあまり好みでは無いのですが、演者、監督、映像、音楽、その他ロケーションやキャスティングなど、映画の基本要素のすべてが軒並み高水準で、こういったテーマながら堅苦しさをまったく感じさせずに大変軽快にテンポ良く運んでいく様は、どなたが鑑賞されても楽しめるとても高度な仕上がりであると思います。映画としての精度や品位がとても高い好作品だと思いました。

★★★☆☆ 嫌な男、でも惹かれる

こんな嫌な男、アメリカには絶対にいそう。大嫌い、と言いつつ、何故か惹かれてしまうのが、ジョン・キューザック演じる男なのかも知れない。最後には、その人間的な嫌らしさも愛せてしまうそうになるのは、ジョン・キューザックの良さ?

作品の詳細

作品名:トゥルー・カラーズ
原作名:True Colors
監督:ハーバート・ロス
脚本:ケヴィン・ウェイド
公開:アメリカ 1991年3月15日、日本 劇場未公開
上映時間:111分
制作国:アメリカ
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