Nothing But Movies

 マシーンか!? 人間か!?

あの近未来SFアクション完全復活! 究極のヒーローが暴走する!!

ストーリー：2028年。世界各国で軍事配備のロボット化が進む一方、ロボット配備を禁止する「ドレイファス法」を支持し抵抗していたアメリカの近未来都市デトロイト。愛する家族とともに暮らす勤勉な警官アレックス(ジョエル・キナマン)は、捜査中、爆発事故に巻き込まれ瀕死の重症を負うが、オムニ社の最新ロボット技術により”ロボコップ”として新たな命を得る。人間としての感情と記憶、ロボットとしての圧倒的な力で、一躍ヒーローとなったロボコップだったが、巨悪の陰謀に巻き込まれ、ある日、”人間としての感情と記憶”をリセットされてしまう。そして、一切の感情を失いロボットとして”正義”のためだけに街を守る彼は、予想をもしなかった問題に直面することになる・・・。

出演：ジョエル・キナマン、ゲイリー・オールドマン、マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソン、アビー・コーニッシュ、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジェニファー・イーリー、ジェイ・バルチェル、マリアンヌ・ジャン＝バプティスト

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　時代は変わった

４作目にしてついに１作目を超えたと思った。シニカルさに溢れたロボコップ１の対極にあるように感じた今回の作品。暗に１作目に対する皮肉めいたものを感じたりして、良かった。旧作に思い切りはさみを入れている感じがして良い。より人間的な信頼やつながりを感じる物語に焦点があたり、明瞭。洗練されたデザインのロボコップの移動手段は今回バイク。ここには日本の特撮作品にも似たスマートさを感じた。データベースとネットワークとテクノロジーを駆使してハイスピードな戦闘を繰り広げ、旧作からの時代の進歩を思うと、これもまたさらに胸が熱くなった。作品では、人間に対する皮肉っぽい暗示も内包していてたまらない。みんな賢い振りをしているが、慢心した人間が人間の限界を露呈し始める。コンピューターやマシンはより自然な形に進歩してきているが、人間のほうの進歩は遙かに遅く、すでに周回遅れにこの映画を通して見えたのだ。オムニ社は変わらず厚かましく、デトロイトのビルの並びを見て笑い、格好良くなったＥＤ－２０９もまた期待に応えてくれる。作品作りへの執念深さといいアメリカは恐ろしい。

★★★★★　人間に戻ったマーフィ。

期待された最新作のロボコップてすが、新しい展開や、凄いVFXで旧作を凌ぐSFものになっていると思いきや、確かにロボコップなどはかなりリアルにはなっていましたが、私が期待した内容を見事に裏切ってくれました。基本的なストーリーはロボコップシリーズの第一作の焼き直しです。ただ、切り口が違ったものになっていました。旧作では、自分の存在が人間かロボットかの葛藤と愛する家族との接触に迷うマーフィの姿も描かれてはいましたが、結局アクションシーン満載の勧善懲悪もので、前者の結末がついていませんでした。しかしこのロボコップはストーリーこそ第一作に近いものの、勧善懲悪のアクションものではなく、愛する家族と困惑して接触し最終的には家族のもとに帰って行くマーフィが丁寧に描かれています。ですから最初このロボコップを見ると、かなり物足りない感はありますが、第一作をみるとまた別の物足りない感、そしてまた最新ロボコップを見ると、きっと満足の行く結末に満足する事が出きるできると思います。第一作では結論の出せなかった、人間として？家族のもとに帰って行くマーフィの姿に。

★★★★☆　ロボコップ再現！

昔観たロボコップとは全然違います。ストーリーは勧善懲悪で大きく変わらないものの、ビジュアル的に大きく躍進していて楽しめます！

★★★★☆　真面目なオマージュ作品

過去の第一作目を真面目にオマージュした作品ですが、いくらか分かりづらい表現がありました。また第一作目ラストシーンで『マーフィ』の、爽快さとせつなさをあわせた台詞が印象的でしたが、今作にはそういった台詞は無かったように感じます。

★★★☆☆　前作の「続編」だった方が良かったかも

映像も素晴らしく、内容も前作を踏襲しながら、現代風の要素が加えられていて、そこそこ楽しめました。とはいえ、取り立てて新しい設定や展開はなく、前作の焼き直し的な感じの作品です。前作は何よりも作品自体にインパクトがありましたが、本作では物語に斬新さが感じられず、評価も低くなりました。個人的には、前作のほうが面白かったと思います。

作品の詳細