復讐のための反逆。出会いと別れの狭間で男は闘い続ける
ストーリー:南北戦争末期。テリル(ビル・マッキーニー)という男が率いる北軍直属の一隊に妻子を殺された農夫のジョージー・ウェールズ(クリント・イーストウッド)は、レジスタンスに加わり、復讐に立ち上がる。しかし間もなく、テリルの策にはめられて仲間の多くが殺され、放浪の旅を余儀なくされる。やがて彼は、道中で出会ったチェロキー族の老人や美しい女性ローラたちと心を通わせていく。七挺の銃を武器に戦火をくぐり抜けていった彼は“一人の軍隊”と呼ばれるようになるが・・・。
出演:クリント・イーストウッド、サム・ボトムズ、チーフ・ダン・ジョージ、ビル・マッキーニー、ソンドラ・ロック、ウィル・サンプソン、ジョン・ヴァーノン、ジェラルディン・キームス、ポーラ・トルーマン、ジョイス・ジェイムソン
★★★★★ クリント・イーストウッド!西部劇!これよこれ!
かっこいいぜこんなダンディーなアウトローくぅーしびれる!
★★★★★ すがすがしい気持ちになれます。
数あるイーストウッドの名画の中でも最高傑作です。見終わった後、すがすがしい気持ちになれます。最後の二人の会話が心に染みます。この映画が公開されたころでは、南軍やインディアンが悪役でないのは珍しいことだったと思います。イーストウッドのかっこよさもありますが、自分には厳しさの中にも優しさにあふれた映画に感じました。イーストウッドの真骨頂がここにあります。
★★★★☆ アメリカ建国200年記念作に相応しい正統派ウエスタン
監督としての腕前もこなれてきた頃のイーストウッド監督の正統派ウエスタン。当初の監督F.カウフマンとソリが合わず急遽自分で監督することになった映画だが、なかなか堂に入った仕上がりと言えるだろう。同じ南北戦争を舞台にした映画でも、マカロニ時代の『続・夕陽のガンマン』の野放図な面白さではなく、単なる米国精神賛歌でもない、少々斜に構えたクールな視点がイーストウッド監督映画の特徴だ。前作西部劇の『荒野のストレンジャー』では少々ひねりすぎの感もあったが、この映画はアメリカ建国200年記念作という謳い文句に相応しい風格がある。ウエスタンのプロ俳優としてのイーストウッドらしい二丁拳銃の反転撃ちなどガンプレイも決まっている。
作品の詳細
作品名:アウトロー |
原作名:The Outlaw Josey Wales |
監督:クリント・イーストウッド |
脚本:フィリップ・カウフマン |
公開:アメリカ 1976年6月30日、日本 1976年8月7日 |
上映時間:135分 |
制作国:アメリカ |
製作費:370万ドル |
興行収入:3100万ドル |
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