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かつてないゾンビ映画が遂に解禁

アーノルド・シュワルツェネッガー主演による異色のゾンビ映画

ストーリー：感染するとゾンビ化していく、壊死性ウイルスが爆発的に流行している近未来のアメリカ。田舎の小さな町に住む16歳のマギー(アビゲイル・ブレスリン)も、このウイルスに感染する。その頃、当局は感染者たちを社会から隔離された特別病棟に収容していた。そこで、苦痛と危険に満ちた過程を経てゾンビへと姿を変えるが、その後、どうなるかについて、語られることはなかった。ウェイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、感染の診断を下されて姿を消した娘のマギーを捜し出し、家族のもとへと連れ帰る。家には継母にあたるキャロラインと下の子2人がいる。ウェイドは、実母を数年前に失くした大事なマギーを可能な限り、手元に置こうと、隔離命令を持って現れた地元警察を追い返す。しかし、マギーの苦痛に満ちた変化は徐々に進化していき、キャロラインは2人の子供を連れて家を出た。ウェイドは1人、苦しむマギーを為す術もなく見守るだけだったが、決断の時は、迫っていた・・・。

出演：アーノルド・シュワルツェネッガー、アビゲイル・ブレスリン、ジョエリー・リチャードソン、ダグラス・M・グリフィン、J・D・エヴァーモア、レイチェル・ホイットマン・グローヴス、ジョディ・ムーア

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　シュワちゃんでも救えない世界

これまで数多くの映画でヒーローを演じてきたシュワルツェネッガー氏が「世界が崩壊していく中で自分の娘一人さえ救えない父親」を演じるということ自体がショッキングであり、それこそがこの映画全体のテーマでもある。シュワルツェネッガー氏の老いた姿と悪夢的な映像美、そして『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の頃に立ち返ったかのような田舎の一軒家を舞台にした地味な語り口が観客を静かな終末と絶望的な結末に誘う。「ゾンビ映画に大物俳優が出たらどうなるのか？」というのはこれまでも色々と試されてきたテーマだが今作は特に強烈な作品に仕上がっていると言えるだろう。

★★★★★　号泣、涙が止まらなかった

シュワちゃんの大大大ファンなので、これは見なくてはと思いすぐに食いつきました。ホラー物はちゃっちいゾンビゲームでさえ大の苦手で、ホラーカテゴリになっているのでだいぶ身構えましたが、大丈夫。ホラーで怖い&ゾンビと戦うアクション物という映画ではなく、完全にヒューマンドラマです。通常、ゾンビと戦う側の視点で描かれる事が多い題材ですが、この映画はその逆バージョン。”ゾンビになる側”のお話です。最初の方にちょっぴり驚くシーンはあったものの、全体的にすごく静かでゆっくり、ノスタルジーな雰囲気で占められている完全大人向けの映画です。少しずつゆっくりとゾンビ化が進行していくマギー(娘)と、それを一番側で守っている父親との心境が、ジワジワと胸をいっぱいにしていきました。私の父親がシュワちゃんに似ているのもあるでしょうが、娘という自分の立場もあいまって、映画が終わった頃には大号泣。しっかり噛みしめました。ホラーが大嫌いな人でも見られます。大人の方、ぜひ。

★★★★☆　ちっちゃな作品

暗いトーンの中で際立つ田舎の虚無感漂う美しくも寂しい風景。そんな中の一家族に焦点をあてた小さな物語。切ない音楽、切ない父と娘。切ない田舎の光線。映像が美しく、演出も直接的な表現を避けていて、格調のあるゾンビ映画です。シュワちゃんが渋いイーストウッドばりの押さえた演技に注目です。

★★★★☆　異色のゾンビ映画

自分の娘がゾンビ（ウィルス）に感染。どのように対応していいか迷いながら生活するという切ないストーリーの作品です。最後の最後まで娘を救おうと、もがき苦しむ父親をアクションスターのシュワちゃんが演じます。娘役はアビゲイル・ブレスリンちゃん。切ないストーリーの切ないラストシーンに注目してください。

★★★☆☆　淡々と進むゾンビ映画。

簡単に言うと地味な印象。巷に溢れる生き残りをかけたサバイバルが展開されるゾンビ映画ではありませんでしたが、こちらは家族愛の心情に重点を置いた内容でした。派手なドンパチは無く只淡々と進むゾンビ映画。珍しい試みでは無いでしょうか。個人的には楽しくは無いですが、ゾンビ映画が好きな方々には観ても損はないのではと？

作品の詳細