シュワルツェネッガーの肉体躍動!
アーノルド・シュワルツェネッガーをスターダムにのし挙げた、ロバート・E・ハワードの人気アドベンチャー・コミック「コナン」の映画化シリーズ第2作
ストーリー:鍛えられた肉体で次々と難題を解決してゆくコナン。そのコナンに女王が「富と繁栄をもたらすダゴスの角」を探し出すよう命令する。美しいプリンセスや魔法使い、行く手を阻む事件、そして強大な敵の数々! ユニークな仲間を率いて旅にでるコナンの大冒険が再び幕を開ける!
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、トレイシー・ウォルター、サラ・ダグラス、ウィルト・チェンバレン、オリヴィア・ダボ、マコ岩松、グレース・ジョーンズ
★★★★★ シュワちゃん
重々しく大仰なつくりのジョン・ミリアスの第1作よりも職人監督による第2作のほうが原作らしさを あらわしているように感じました。シュワちゃんも生き生きして大活躍です。
★★★★★ ある意味では「リアル」なコナン
ファンタジー系の映画でリアルもへったくれもないとお思いの貴方!リアルな衣装に包まれればスピード感を逸し、スピード感を優先すると「剣の重さ」が失われるというジレンマの中、シュワちゃん演じるコナンは「剣の重さを感じさせたまま、スピード感ある剣戟を繰り広げる」非常に「格好のいい」戦士像を我々に見せ付けてくれます。正直敵の邪神の造形が甘いとか、中ボスの魔法使いの出してきた魔物が最近の仮面ライダーシリーズの悪役以下の造形であるとか色々目に付く所はあるのですが、剣戟が格好いいので星5つ差し上げます!で、余談ですが・・・キンメリアのコナンは幾つかの冒険の後、自分の王国を見つけ王座に付くと言う筋書きになっています。そして一部で囁かれる「シュメ?ちゃんアメリカ大統領選挙出馬」の噂。・・・まさか…コナンが見つけた玉座ってホワイトハウスのオーバルオフィス内にあったりするわけでは…(汗)
★★★★★ これぞ娯楽巨編!
終始ハードだった前作とはガラリと趣向を変えて、剣と魔法と怪物と邪教がてんこ盛りアクション路線。王女のパーティーはさながら孫悟空一行。悟空はいうまでもなくシュワちゃん&グレース・ジョーンズですがw(盗賊は八戒、マコが沙悟浄かな)軽快な掛け合いと罵り合いwをはさみつつ冒険の旅は続く。前作はほぼ役立たずの魔法使いが、今作では大活躍。基本ヘタレの盗賊が戦闘時にはクリティカルヒットを連発するのもキャラが立ってていいですね。
★★★★☆ クローム!
コナンシリーズ第2弾。子供の頃によくTVで繰り返し観た記憶がある。前作の復讐劇から一変、今回はかなりファンタジー色が強くなっている。このシリーズの凄い所はやはりシュワの筋肉美と大剣を豪快に振り回す殺陣シーンに集約される。正に剣一本で王国を築いた者のイメージにぴったりだ。また怪しい魔術師の登場や神殿の重厚なセット、邪神の復活などファンタジーファンをニヤリとさせてくれる。CGが主流のファンタジー映画と違い手作り感が伝わってくる。確かこの作品の後にシュワは『ターミネーター』に出演し大ブレイクするのだが、個人的にはコナンシリーズをもう一本くらい観たかったな。
★★★☆☆ ついで買い
『コナン・ザ・グレート』のついでに買いました。当時ワクワクしながら封切り館で観たんだけど、本編ほとんど記憶になし。寝てたのかな~。或いは、つまらなすぎて記憶が飛んでるのか。今改めて明るい鮮明な映像で観直しても、感想変わらずでした。ヒット作の二番煎じなんか、所詮こんなもんでしょう。
作品の詳細
作品名:キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2 |
原作名:Conan the Destroyer |
監督:リチャード・フライシャー |
脚本:ゲリー・コンウェイ |
公開:アメリカ 1984年6月29日、日本 1984年8月11日 |
上映時間:101分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1800万ドル |
興行収入:3100万ドル |
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