ドラマ

きっと ここが帰る場所

元ロックスターを待つ予想できない運命は彼をアメリカ横断の旅へと導く!!

ストーリー:シャイアン(ショーン・ペン)は一世を風靡した人気ロックスター。ある時から一切表に出ない生活を送るようになった。広大な邸宅に妻と二人暮らし、つきあうのは近所のロック少女メアリー(イヴ・ヒューソン)のみ。そんな生活を送るシャイアンに、故郷アメリカから『父危篤』の知らせが舞い込む。シャイアンはニューヨークへと向かうが、父は思いを残したまますでに亡くなっていた。30年会わなかった父は、収容所にいたときのナチSS隊員ランゲ(ハインツ・リーフェン)を捕まえる野望を持っていた。葬儀を終えたシャイアンは、いつの間にかランゲを求めてアメリカ横断の旅に出ているのだった・・・。

出演:ショーン・ペン、フランシス・マクドーマンド、ジャド・ハーシュ、イヴ・ヒューソン、ケリー・コンドン、ハリー・ディーン・スタントン、ジョイス・ヴァン・パタン、シェー・ウィガム、ハインツ・リーフェン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ タイトル以外は良かった!

好き嫌いは分かれると思いますが個人的には大当たりでした。ショーンペンかぁ・・・と、あまりタイプじゃなかったけど、とりあえず新作なんでレンタル。ポテチを食べながら、寝ちゃうかも、なんてダラダラ見はじめたら、これが・・・!セリフも少なく状況もわかりにくい、でも最後まで目がはなせませんでした。壊れてるみたいなのに妙に鋭いシャイアン、とぼけた感じも良かった。 奥さんもメアリーも他の登場人物も饒舌ではないのにくっきりキャラクターが浮き上がってくる感じ。 脚本がいいんでしょうか?景色はまったく違いますが「迷子の警察音楽隊」にトーンが似てると思いました。食わず嫌いで見なかったら損するところでした! ただ邦題はもう少し何とかならなかったかなぁと・・・。アットホームなほのぼの系を期待した人はちょっとがっかりしそうだし、ユニークで独特なこういう映画を見たい人はタイトルだけで素通りしてしまいそうです。

★★★★★ この映画の良さがわからない?

ショーン・ペン演じる主人公がこういうルックスだからこそ、この映画はおもしろい。そんなこともわからない人がレビューを書いてたりするからなぁ。シャイアンは、かつて絶大なる人気を誇ったロック界のスーパースター。しかし、ある時を境に一切表に出ない生活を送るようになった。ダブリンにある広大な邸宅で妻のジェーンと暮らし、つき合うのは近所のロック少女メアリーのみ。そんな生活を送るシャイアンに、故郷アメリカから「父危篤」の知らせが舞い込む。シャイアンはニューヨークへと向かうが生前の父には会えず、亡骸の腕に刻まれたナチ収容所時代の番号を指でなぞることしか出来なかった。30年も会わなかった父は、シャイアンの知らない野望を持っていた。それは、かつてナチSS隊員であったアロイス・ランゲを追い詰めること。葬儀を終えたシャイアンは、いつの間にかランゲを求めてアメリカ横断の旅に出ていた・・・。普通の商業映画とちがい、いろいろな説明を極力省いた映画なので、そういう映画を観ることに慣れていない方には、「?」なことばかりでつまらないのかもしれない。ブラックなジョークが散りばめられているのもわかんないだろうな。そういう人は提灯記事で宣伝される、説明過多の子供向けのわかりやすい映画だけ観ていればいい。ゆっくりと独特の情感が楽しめる、すばらしいロードムービー。

★★★★☆ 時間が経ったらまた観たくなるかも

意識の上に明確に立ち上ってこないような、何か、絡み合った事情、感情、あまりスポットをあびない、けれどそれはそこに横たわっている。観せ方が唸らせるものがありました。賛否両論のようですが僕は。映画の題名をみて、あまり先入観をもたないほうがいいのかな?題名よりもなにかもっと底のほうにあるなにかを観せてると思う。うーん

★★★☆☆ 子供だましの機械を切り忘れた男

0代以上でロックを実体験(バンド経験売れる売れない別にして)ある方なら、リアルに感じる物語かもしれませんね。子供だましの機械を切り忘れた男の人生って天国か地獄か? 生きて証明するほかないなんて言うとカッコ良すぎ。でも、そうでありたいって勇気をもらう静かで熱い映画かもしれません。

★★☆☆☆ アートしてます感全開

ロードムービーならもっとテンポが要る。社会派で描くにはアートの寄り道が多い。中途半端な印象。カメラワークに拘りすぎて見ていて疲れる。

★☆☆☆☆ 伝えたいことがよくわからない映画

物語のスピードが主人公の話す言葉のように、超スローな展開で、スグ眠くなる映画です。睡眠不足で、熟睡したい人にお勧めです。ラストの落ちもよくわからないまま、エンディングだった。ショーン・ペンの演技は良かったような気がしますが。

作品の詳細

作品名:きっと ここが帰る場所
原作名:This Must Be the Place
監督:パオロ・ソレンティーノ
脚本:パオロ・ソレンティーノ
公開:フランス 2011年8月24日、日本 2012年6月30日
上映時間:118分
制作国:アイルランド、フランス、イタリア
製作費:2800万ドル
興行収入:1100万ドル
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