キアヌ・リーブス X ビートたけし、日米2大スターが贈るSFアクション!
ストーリー:西暦2021年、インターネットで結ばれた全人類の半数は、電磁波による環境汚染が原因で、不治の病”NAS”に冒されていた・・・。脳内チップに情報を記憶して運搬する”記憶屋”ジョニー(キアヌ・リーブス)は、最後の仕事として極秘情報を北京からアメリカ、ニューアーク・シティまで運ぶ依頼を引き受ける。さらにその情報を24時間以内にアウトプットしなければ自らの生命を落としてしまう。しかし、その「情報」を狙って、巨大複合企業、ファーマコム社の手先である多国籍犯罪組織”ヤクザ”がジョニーへの襲撃を開始する・・・。
出演:キアヌ・リーブス、ディナ・メイヤー、アイス・T、ドルフ・ラングレン、ヘンリー・ロリンズ、ウド・キア、バルバラ・スコヴァ、デニス・アキヤマ、ドン・フランクス、トレイシー・トゥイード、ファルコナー・エイブラハム、ディエゴ・チェンバーズ、シェリー・ミラー、北野武
★★★★☆ 好きです。
学生自主制作映画のようなギクシャクした印象だが、俳優、監督、裏方からの熱意はビシビシと伝わってくる。肝心のアクション場面の撮影、編集が未熟なため、せっかくの熱演が”戦いごっこ”にしか見えないのはこちらの心が痛くなるほど。だがウィリアムギブスン原作監修であること、ヘンリーロリンズの曲や背景音楽、当時としてはすごく頑張ったコンピュータグラフィックス、初々しいキアヌの大根演技(後半、瓦礫の山で自分の不運を嘆くシーンは良い。帝国ホテル云々は本人のアドリブだそうです)。どれも愛すべき要素で、見終わった感想は決して悪くない。かなりニッチな分野ではあるサイバーパンク(この言葉だけで現在までシーンを牽引している感はあるが)映画第2世代の先鞭であることは間違いないし、今後もしニューロマンサーが映画化されるとしたら、必ず踏まえられる作品であるべきと思う。
作品の詳細
作品名:JM |
原作名:Johnny Mnemonic |
監督:ロバート・ロンゴ |
脚本:ウィリアム・ギブスン |
公開:アメリカ 1995年5月26日、日本 1995年4月15日 |
上映時間:96分 |
制作国:アメリカ、カナダ |
製作費:2600万ドル |
興行収入:5200万ドル |
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