共に挑む、この圧倒的絶望に
ストーリー:地球を脱出してから1000年後、人類は新たな星ノヴァ・プライムへと移住していた。伝説の戦士サイファ(ウィル・スミス)と、父・サイファへ憧れを抱きながらも過去の悲劇から、父と距離をおく息子キタイ(ジェイデン・スミス)は共に宇宙への任務に出ていた。しかしその途中 、小惑星嵐に見舞われ宇宙船が大破、緊急発信器<ビーコン>を載せた船の後部と船体はばらばらになり、“隔離惑星”と警告される星へ墜落した。生存者はサイファとキタイの2人のみ。不時着した惑星は、なんと1000年間の時を経て、人類を殺すよう独自に進化した“地球”だった。重症を負ったサイファの必死の指示のもと、ビーコンを捜す命懸けの旅に出るキタイ。予期せぬ“危険”が次々と2人にふりかかる・・・。
出演:ウィル・スミス、ジェイデン・スミス、ソフィー・オコネドー、ゾーイ・クラヴィッツ、ジェイデン・マーティン、グレン・モーシャワー、クリストファー・ヒヴュ、デヴィッド・デンマン、サッシャ・ダーワン、イザベル・ファーマン
★★★★★ くすぐられる厨二病
面白かった。変幻自在なショートレンジ武器とか、状況で色が変わるスーツとか、そのスーツも高いところからではムササビモードとか、動物のやたらな義理堅さとか、良い演出が随所にあって、好きな映画でした。ウィル・スミスの熟練味も、初っ端から良い。「ふと気づいたら2時間経ってた」こういう映画、ほんと好き。
★★★★★ 親子共演がいいですね。
ストーリー的には壮大なスケールでもっと長時間なイメージでした。3部作ぐらいでもっと見たかったです。親子の絆、家族愛、困難にくじけない展開が楽しめました。
★★★★☆ ウィル・スミスからのコーチング
「恐怖というものは自己防衛のスキルでもあるげど、度が過ぎると本来の持っている力まで出せなくなっちゃうよ〜、自分を信じよ〜」という何でもできるスーパーハリウッドスターからのメッセージが込められた作品だと思いました。もしくは息子へのエールなのかな。あと個人的にはもし地球上の人以外の生き物全てが人間を襲う側の存在だったとしたら、映画なんて見てらんないんだなー良かったなーと。環境破壊は良くないとか、生き物の命は大切にとか考えられる側に生まれてこれて良かったです。
★★★☆☆ 親子共演に必然性なし
ウィル・スミスとジェイデン・スミスの親子共演がうまくいかなかった印象のSFアクション映画。幼少期のトラウマを抱えたレンジャー候補生のキタイが、偉大なるレンジャーとして名を馳せた父親であり司令官でもあるサイファ将軍の危機にどう立ち向かうかがテーマ。主演のキタイを演じたジェイデン・スミスには荷が重かったと言わざるを得ない演技内容だが、ウィル・スミスも気持ちが入り込めてないような演技で、息子を陰で支える事情は分かるが中途半端な印象だ。頑張っているなぁと思ったのは美術チームやデザイナーか。特にスーツのアイディアと質感はよく出来ており、リアリティをもって観ることが出来た。M・ナイト・シャラマン監督は昔感じたキレがある演出ではもはやなく、多少なりとも意外性を期待してしまったが残念。映像美はシャラマン監督らしさが残っており美しい映像が楽しめる。父と子の成長を描く作品の舞台を宇宙にする必然性があまり感じられない内容だ。また美術チームの健闘によりそれなりに観れる作品に仕上げているが、キャスティング次第ではもっと良くなったのではないか?の印象がある。
作品の詳細
作品名:アフター・アース |
原作名:After Earth |
監督:M・ナイト・シャマラン |
脚本:M・ナイト・シャマラン |
公開:アメリカ 2013年5月31日、日本 2013年6月20日 |
上映時間:100分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1億3000万ドル |
興行収入:2億4300万ドル |
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