警察の内務調査官と悪徳警官が繰り広げるスリリングな一騎討ちを描いたハードクライムサスペンス
ストーリー:LA市警の内部で、職権を巧みに利用して汚職を続ける悪徳警官たちがいた。その実態をひそかに調査すべく、新たに内務調査官として着任したレイモンド(アンディ・ガルシア)は、警察学校時代の友人ヴァンが悪徳警官のひとりであり、さらにはその相棒デニス(リチャード・ギア)が悪徳警官たちを陰から操る黒幕であることを知る。デニスは、汚職の証拠をレイモンドに握られないよう、口封じでヴァンを殺し、さらにはレイモンドの妻キャスリーン(ナンシー・トラヴィス)にも汚れた触手を伸ばすが・・・。
出演:リチャード・ギア、アンディ・ガルシア、ナンシー・トラヴィス、アナベラ・シオラ、イライジャ・ウッド、ウィリアム・ボールドウィン、ローリー・メトカーフ、リチャード・ブラッドフォード、マイケル・ビーチ、フェイ・グラント、ザンダー・バークレー
★★★★★ キャスティングがぴったり
この映画の見所は甘い役の多いリチャード・ギアが悪役をぴったりこなしていて、今とは違う魅力を感じた。他の俳優もそれぞれがぴったりでそれだけでも楽しめる。アンディー・ガルシアを好きで見たけれど若い頃の彼の魅力も味わえたし、シリアス度もあり、お勧めの一作である。
★★★★☆ リチャード・ギアの悪役は?
41歳にして、彼は初めての悪役に挑戦した。ぜんぜん違和感なし。彼の俳優としての力量を見た。しかし、ストーリーの中での彼、物凄く生活臭のある役で、彼には全く馴染まなかった。そこが実に残念。「リチャード・ギア」ぴったりの「悪に手を染めた理由」ってなかったのだろうか?対する相手は内務調査班(IAD)のアンディ・ガルシア。彼はぴったり役にはまっていた。
作品の詳細
作品名:背徳の囁き |
原作名:Internal Affairs |
監督:マイク・フィギス |
脚本:ヘンリー・ビーン |
公開:アメリカ 1990年1月12日、日本 1990年6月29日 |
上映時間:115分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:4700万ドル |
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