スペース・オペラ

スタートレックVI 未知の世界

TVシリーズ誕生から25年の歳月を経て遂に完結となった最終作

ストーリー:23世紀。クリンゴン人のある資源衛星が事故により爆発し、同衛星では大気汚染が進み、あと何十年かで同惑星が壊滅する事実が判明する。惑星連邦は講和を申し入れてきたクリンゴン帝国の宰相ゴルコン(デヴィッド・ワーナー)に対し、カーク船長率いる宇宙船USSエンタープライズの護衛をつけるが、カークの部下スポックが講和を望む一方、かつて自分の息子をあるクリンゴン人に殺された過去があるカークは、講和という事態を受け入れるのに躊躇し・・・。

出演:ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、ジョージ・タケイ、デヴィッド・ワーナー、キム・キャトラル、マイケル・ドーン、イマン・アブドゥルマジド、クリスチャン・スレーター、クリストファー・プラマー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 老兵は死なず消えさるのみ

TVシリーズのスタートレックは民主主義を問うような内容が多い。この映画もクリンゴンの言葉がロシア語そっくりなように、両国の良識派によってぎりぎりのところで和平を保っていた米ソ冷戦時代を反映している。出演者が自ら自分らが歳をとったことを述べているが、作品に出ている東洋系がカトーという日系人から、2000年代の新作では中国系になっているのも時代を流れを感じざるをえない。映像的にはCG技術で新作のほうが見ごたえあるのは当然だが、内容的には人物造形など旧作の方がはるかに親しみやすく味わい深いものである。

★★★★☆ 感慨深い作品

TVシリーズを観たことがなく劇場版でしか作品に触れていないため、いろいろと理解不足です。それでも,6作目にもなるとそれなりにキャラクターに感情移入でき、観終わった後、なにがしか感慨深いものを感じました。ストーリーも面白く監督の手腕か、一番まとまりよく仕上がっていたと思います。毎作品,主役たちが様々な試練にあいますが、今回も年齢を考えるとかなり大変な目にあっています。ラストのエンタープライズ号とエクセルシオール号が並んで航行するシーンの美しさに魅了されました。

作品の詳細

作品名:スタートレックVI 未知の世界
原作名:Star Trek VI: The Undiscovered Country
監督:ニコラス・メイヤー
脚本:ニコラス・メイヤー
公開:アメリカ 1991年12月6日、日本 1992年2月29日
上映時間:110分
制作国:アメリカ
製作費:2700万ドル
興行収入:9600万ドル
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