たった1人でアメリカを敵に回した男
ウォルター・ヒル監督が西部開拓時代の実話を元に描いたウエスタン・アクション!
ストーリー:19世紀、アパッチ族のジェロニモ(ウェス・ステュディ)は20年近くに及ぶ合衆国騎兵隊との闘いに終止符を打ち投降する。その後、アパッチ族は保留地に拘束され農業に従事するが、些細なことから騎兵隊が武力行使に出たため、ジェロニモは暴動を起こし仲間とともに逃走する・・・。
出演:ウェス・ステュディ、ジェイソン・パトリック、ジーン・ハックマン、ロバート・デュヴァル、マット・デイモン、ロドニー・A・グラント、ケヴィン・タイ、スティーヴ・リーヴス、カルロス・パロミノ、スティーヴン・マクハティ、スコット・ウィルソン
★★★★★ 参考になった。
近代化の押し寄せる米国、ひたすら追いつめられる先住の人々。主演の俳優達がそれぞれ役柄を得て見事である。作品の質も内容も A 級と評価したい。
★★★★★ 良かった!!
最後のインディアンのアパッチ族の戦士ジェロニモとアメリカ政府軍との戦いの歴史を描いた作品である。自然界の法則では弱肉強食という言葉があるが、結局先住民のインディアンらは滅び去る運命にあるということ。これが神の意志というものなのであろうか。あまりにインディアンが悲惨過ぎると思うのだが、これが歴史というものなのか。この作品を観て、歴史とは悲しいものだと思った。もしも、そのインディアンらの魂は無に帰すことなく、征服する者たちの魂の中に引き継がれてゆくものであれば、インディアンら先住民の魂の救いにはなると思う。しかし、現実にはそうはならないのであろう。ジェロニモの言葉や生きざまには感動させられる。アメリカという国の歴史や本質を知るのにも良い作品であると思う。
作品の詳細
作品名:ジェロニモ |
原作名:Geronimo: An American Legend |
監督:ウォルター・ヒル |
脚本:ジョン・ミリアス |
公開:アメリカ 1993年12月10日、日本 1994年5月21日 |
上映時間:115分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3500万ドル |
興行収入:1800万ドル |
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