ドラッグに溺れながらも究極の愛を目指す二人
互いに愛し合いながらもドラッグに溺れて転落していく男女が辿る真実の愛への長い道のりを、赤裸々かつ繊細に描いたドラマ
ストーリー:詩人志望の青年ダン(ヒース・レジャー)は、画家を夢見る美女キャンディ(アビー・コーニッシュ)と出会い恋に落ちる。ダンがヘロイン常用者だったことから、ほどなくキャンディもドラッグの世界にハマっていく。やがてキャンディは、ドラッグを手に入れるため街頭に立ち身体を売り始める。そんな彼女の決意を、ダンは黙って受け入れることしかできない。ドラッグとセックスの刹那的な生活を送りながらも、確かな愛を疑わない2人だったが・・・。
出演:アビー・コーニッシュ、ヒース・レジャー、ジェフリー・ラッシュ、トニー・マーティン、ノニ・ハズルハースト、トム・バッジ、ロベルト・ミザ・モント、ティム・マッケンジー、タラ・モーリス、エイドリアン・ピカリング
★★★★★ ひとり映画館デビュー
絶望感と透明感のバランスがよくて、忘れられない映画です。堕ちていく悲惨な描写がリアルで、救いようのないところがいい。
★★★★★ 言葉にできない
ほど胸が締め付けられた。なんとも言えないリアルさ。共感できる部分もあり観賞後いろいろ考えさせられました。そしてヒースのダメ男な役でもかなり魅力的でした。
★★★★☆ 映像美と詩の世界
ヒース・レジャーが演じるジャンキーのダンは、優し気だけど争い事が嫌いなだけのヘナチョコロクデナシ。美しい恋人キャンデイが売春で稼いだお金をヘロインに使う最低のヒモ男ですし・・・。なのに・・・なぜかこの2人に感情移入してしまう。プールで泳ぐ二人は、まるで空を泳ぐように気持ち良さそう。2人の抑揚のある声に包み込まれるように流れる切ない詩のナレーション。ドラッグにおぼれる最低の2人だと思いつつ見放す事が出来ない可愛げがある。儚い天国を夢見ながら、地獄に落ちて行く2人。しっかり地獄も見せるのに、自分の感覚で見てしまう部分が多かったような気がする。そして、怒らず騒がず相手を引き立てる難しい役を難なく演じ、それでも魅力的になってしまうヒースってやっぱり凄い。
作品の詳細
作品名:キャンディ |
原作名:Candy |
監督:ニール・アームフィールド |
脚本:ニール・アームフィールド |
公開:オーストラリア 2006年5月25日、日本 2007年9月22日 |
上映時間:108分 |
制作国:オーストラリア |
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