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森で暮すヘンテコ家族が、旅に出た。笑いも涙も溢れ出る、最強で最高のロードムービー! !

ストーリー：ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子供たちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くで暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子供たちの体力はアスリート並み。みな6ヶ国語を操り、18歳の長男は名立たる大学すべてに合格。しかしある日入院していた母・レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”をかなえるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2400キロ。チョムスキーは知っていても、コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは果たして、母の願いを叶えることが出来るのか・・・。

出演：ヴィゴ・モーテンセン、ジョージ・マッケイ、サマンサ・アイラー、アナリース・バッソ、ニコラス・ハミルトン、シュリー・クルックス、チャーリー・ショットウェル、キャスリン・ハーン、スティーヴ・ザーン、エリン・モリアーティ、ミッシー・パイル、フランク・ランジェラ、アン・ダウド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　美しい映画でした

人生の理想をそれぞれが持つ。こうありたい、こうしたい。うまくいっているようで駄目だったり、駄目なようで実は大切なものを育んでいたり。わたし達はどんな人生を生きようとも、そこに点のような美しさを見つけることができる。そう、感じさせてくれた映画でした。小さな点を見つけたら光を浴びさせて、呼吸をさせて、大切に育てる。そうやって心豊かで自由な人生を歩いていきたいものです。生き方の原点に戻るような感じのする、美しい映画でした。

★★★★★　どこで学ぶかではなく、どうやって学ぶのか。

賛否あるようですが、何度も泣きました。父親のエゴに付き合わされているような解釈ではなく、文明社会が病を作り出していることに焦点を向ければ誰もが共感できるのではないでしょうか。詳しくストーリーには盛り込まれてはいませんでしたが、おそらくは妻を救うためだけに森で暮らすようになったのではと思います。また、現代社会に侵されないよう強い精神力を鍛え、少々難儀な手段ではあるが世に出しても通用する経験値と知識を教え込ませている子への教育法や包み隠さず何でも話し合っている親子関係なども好意的です。児童虐待などとは全く相反した意味合いが含まれており、情の厚い夫であり父親の愛にあふれた物語だと思いました。生きていく上で自分にとって大切なことは人それぞれですが、それはなにかということを考えさせてくれた映画でした。久しぶりによい映画に出会いました。映画館で見たかったです。

★★★★☆　原題：Captain Fantastic.　キャプテン ファンタスティック

「何事も大切なのはバランス」を痛感。考え方も、食事もなんでも。映画の場合は家族に対してですが、悪意のない押し付けを感じました。生まれて最初のコミュニティ（家族）から影響を受けるものは特に大きいと思います。自分の当たり前は他人の当たり前ではないと感じた時こそ、否定するのでなく受容出来るようになりたい。「自分の中にある何か認めたくないもの」を受け入れるとすごくラクになりそうです。私自身、主人公に似たその気があり、戒めにもなったので何かこだわりがある人にお勧め。

★★★☆☆　家族愛の映画。

大自然の中で、自給自足で生活する家族。母は入院し、子供達は父と生活。勉強に思想、身体の鍛え方に狩りの仕方に戦い方、生きる術を父から教わる。入院していた母が死に葬儀に出る事に、そこから始まる家族の変化。子供が自分で判断ができるようになったら、自分の人生は自分で決めさせたら良いと思う。子供自らが望んでいると思い込ませて、コントロールする親もいるけどね。この映画の父も子供に教育と言って、与える本を親が決める事で考え方をコントロールしている。母は多少は外も見た方が良いとした考え方だった様で、長男に大学受験をささていた。父は頑固者で、葬式で出てきた先で、人々と衝突をする。それでも救われるのは子供達の存在だ。彼ら彼女らの活躍で、ギスギスした感じにはならない。父の偏屈のまま着地するのかと思いきやそれぞれが多少の変化を見せて、落ち着くところに落ち着いた。イントゥ・ザ・ワイルドみたいにならなくて良かったよ。子供達、皆、可愛いからね。ここに出てくる子供達は皆、考え方がしっかりしているよね。最後の選択は自分で決めたと思いたい。

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