クエンティン・タランティーノ製作総指揮による異色のダーク・コメディ!
ストーリー:若い女性ガブリエラ(アンジェラ・ジョーンズ)は子供時代から殺人に魅了されている。彼女は殺人事件に執着するあまり、マイアミで殺人現場をクリーニングする清掃会社に就職する一方で、世間を騒がせている悪名高き連続殺人鬼“ブルー・ブラッド”に会える日を夢見ている。そしてすぐに夢が実現する日がやってくる。憧れの殺人鬼と偶然出くわした彼女だが・・・果たして彼女は自分の思いを“生きて”告げることができるのだろうか?
出演:アンジェラ・ジョーンズ、ウィリアム・ボールドウィン、ロイス・チャイルズ、バリー・コービン、ルピタ・フェレール、デイジー・フエンテス、メル・ゴーラム、カーメン・ロペス、ケリー・プレストン
★★★★★ ブラック・コメディが好きな人にはお薦めです。
ちよっとカルトじみてるところが、タランティーノが気に入るのがよくわかります。主演のアンジェラ・ジョーンズがステキ。元の短編映画の時とそのまま、この長編でも主演。彼女の表情がいいんですよ。子供の時からの彼女の疑問が、大人になっても頭から離れず観ているこっちも「そんな、まさかぁ~」と思いつつ、彼女のペースにハマッてしまいます。そして、音楽もまたGOOD! サントラもサイコーですよ。
★★★★★ ガブリエラがとってもかわいい
最後は恐いことをしちゃうんだけど、最初から最後まで主人公のガブリエラがかわいいって思ってしまう。殺人鬼役のウィリアム・ボールドウィンも魅力的で悪いヤツなのに様を付けてよびたくなってしまうようなかっこよさ。おすすめです。
★★★★☆ 生首は果たしてしゃべるのか?
処刑によって切り落とされた生首が、処刑人の手によって空に掲げられた時、最後の抵抗を見せるかのように生首は何かを語る。幼い頃に見た、そのテレビのワンシーンは、幼かったガブリエラの心に、強烈な印象を残した。「本当に生首はしゃべったのか?もししゃべるのなら、見たい」という欲望を抱えたまま成長したガブリエラは、とうとう殺人事件後の清掃専門の会社に転職してしまう。「いつか、しゃべる生首に会えるんじゃないか」という淡い期待を抱えながら毎日現場へ向かう彼女。しかし、残念ながら、生首はおろか死体さえ見られない。やがて彼女は、残虐な連続殺人犯「ブルー・ブラッド・キラー」に会いたいと願うようになる。熱烈な彼女の求愛(?)に答えて、姿を現す「ブルー・ブラッド㡊キラー」。果たして、彼女の予想通り生首はしゃべるのか?独特のセンスで著名なクエンティン・タランティーノが、そのセンスに惚れこんでプロデュースを決めた新人監督の作品。殺人ものなのに、妙にオカシイ。「生首は、きっとしゃべる」と信じ込むガブリエラは、純粋にも残酷で、まさに少女がそのまま大きくなったような女性。彼女を見ていると、猟奇殺人犯であるはずの「ブルー・ブラッド・キラー」がまともな人間に見えてくるから不思議だ。明るく楽しい、しかし観た後になんとも言えないヘンな気分になる、ブラックユーモアたっぷりの一本。「猟奇殺人ものは苦手」という女性にもお薦めできる。
作品の詳細
作品名:フェティッシュ |
原作名:Curdled |
監督:レブ・ブラドック |
脚本:ジョン・マース |
製作総指揮:クエンティン・タランティーノ |
公開:アメリカ 1996年9月27日 |
上映時間:88分 |
制作国:アメリカ |
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