アクション

ワイルド・ワイルド・ウエスト

合衆国の命運を懸けて移動要塞”タランチュラ”に挑む!

ストーリー:1869年。アメリカ陸軍のジェームズ・ウエスト大尉(ウィル・スミス)は、仲間を大量虐殺した”流血将軍”マグラス将軍(テッド・レビン)を追っていた。一方、合衆国法執行官アーティマス・ゴードン(ケヴィン・クライン)もまた、高名な科学者誘拐の実行犯としてマグラス将軍を調査していた。そんな彼らに大統領から「将軍の背後に潜むラブレス博士(ケネス・ブラナー)の野望を阻止せよ」との密命が下る。将軍が単なる先兵に過ぎなかったことを知った行動派のウエストと知性派のゴードンは、互いにいがみ合いながらも決死の追跡を開始する・・・。

出演:ウィル・スミス、ケヴィン・クライン、ケネス・ブラナー、サルマ・ハエック、テッド・レビン、M・エメット・ウォルシュ、フレデリーク・ファン・デル・ワル、ムゼッタ・ヴァンデル、ソフィア・エング、バイ・リン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 見る人によってだいぶ評価の違ってくる作品

舞台は南北戦争直後。陸軍大尉ジム・ウエストは、合衆国乗っ取りを企むイカレタ科学者ラブレスを追うため、変装と発明の名人・ゴードンと無理矢理に連邦捜査官としてコンビを組まされる事に。コンセプトとしては西部劇が前提にあるはずなのに、何故か出てくるのはメカばっかりだし。特にゴードンが自分用の自転車に手を加えたバイクみたいなので走ってる所は笑いました。やってる事に付いては、「メン・イン・ブラックシリーズ」とそうは変わっていないのでは?ただ出演者全員が嬉々として役を演じている事、ラブレス博士の役を演じたケネス・ブラナーが良い壊れっぷりだったのは良かったです。

★★★★☆ アクションもストーリーも曲もいい!

秘密兵器や銃、大型戦車など現代でもすごいと思わせるハイテク機械を使ったアクションには度肝を抜かれる。また、コメディの要素もあってウィル・スミスたちが笑わせてくれる。ストーリーもいいがこの映画をもっと良くしているのは音楽。主題歌はもちろん主演のウィル・スミスが歌っていて、この曲はノリノリでとにかく最高の出来だ。しかもこの曲のミュージッククリップがDVDに入っているのでこれだけでも十分楽しめる。ストーリー、アクション、音楽とすばらしい出来なので長く十分に楽しめる作品だと思う。

★★★☆☆ 荒唐無稽もここまでやれば芸術

南北戦争直後だから、まだ馬の時代のはず。せいぜいあっても蒸気機関。ところが戦車やマシンガン、はたまた「自動追尾方式」の首狩り用の回転鋸歯まで登場する。悪役のラブレス博士(なんと下半身がない!)のご愛用は蒸気機関で動く巨大なクモロボット、黒煙を吐き暴れ回る。ラブレスを追う二人の連邦保安官はまるで漫才コンビ。変装と発明名人のゴードンが「ぼけ」なら早撃ちのウエストは「つっこみ」か。ゴードンのぼけが絶妙なので、ウエストのつっこみがいまいちつっこみになってないのが笑わせる。ストーリーはいたって単純だが、三人のでたらめぶりと、とんでもないメカは掛け値なしにおもしろい。荒唐無稽もここまでやれば立派な芸術。

作品の詳細

作品名:ワイルド・ワイルド・ウエスト
原作名:Wild Wild West
監督:バリー・ソネンフェルド
脚本:S・S・ウイルソン
公開:アメリカ 1999年6月30日、日本 1999年12月4日
上映時間:107分
制作国:アメリカ
製作費:1億7000万ドル
興行収入:2億2000万ドル
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