ドラマ

グレイティスト

それでも、人生は素晴らしい

ストーリー:心の穴は空いたまま、僕らは君を忘れられず、迷って絡まり傷つけあう。思い出すのは、笑って過ごした日々のあれこれ。その時、僕らが出来る唯一のこと、それは、生きることでした・・・。交通事故で長男ベネット(アーロン・ジョンソン)を失い、悲しみに暮れるブリュワーー家。そこへ、ベネットと一緒に事故にあったローズ(キャリー・マリガン)が現れ、ベネットの子供を妊娠していることを告白する。一家は身寄りのないローズとの同居生活を余儀なくされるが、息子の死すら受け入れにくい精神状態の中、妊娠の話を聞いてさらに複雑な気持ちに。温厚だった母グレース(スーザン・サランドン)はやり場のない怒りからローズの出産を拒み、異常行動をとるように。弟のライアンは部屋に閉じこもる。父のアーロンは家族のバランスを取ろうと奮闘するが実は、全く眠れていなかった。彼らの悲しみ、憎しみの矛先となってしまったローズは、ベネットとの美しい日々を回想しながら、ひたむきに新しい命を守ろうとする・・・。

出演:アーロン・ジョンソン、キャリー・マリガン、スーザン・サランドン、ピアース・ブロスナン、ジョニー・シモンズ、ディアドラ・オコンネル、エイミー・モートン、カーラ・シーモア、マイルズ・ロビンス、ジェニファー・イーリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ いい映画です。

心が温まる。見て損はない作品です。役者の表情がいい。一気に最後まで見られる。

★★★★★ おすすめです

大切な人を亡くした家族の深い愛情ゆえの悲しみを乗り越えてゆく心温まるストーリーでした。普段ヒューマンドラマはお涙頂戴的なわざとらしさが苦手なのですが、この作品は登場人物の描写がとても自然で好きでした。とても良い作品だと思います。おすすめです。

★★★★☆ 確かに邦画チックな洋画

息子の死、そして義娘の妊娠、家族の関わりを描いたドラマです。アメリカ映画にしては最後までシンプルな構成で進展していく作品になっています。邦画っぽいと言われればそうかもしれません。人間描写はとてもよく描かれており、母と父、残された息子(次男)と妊娠している義娘の複雑かつ微妙な距離感の人間関係を映す脚本には脱帽です。自慢のエリート息子が亡くなったことでおかしくなってしまった母(スーザン・サランドン)、その姿話冷静に見守るも大きなストレスを抱えていた父(ピアース・ブロスナン)の演技は素晴らしかったです。最愛の恋人を亡くした義娘(キャリー・マリガン)こそケアされるべき存在なのに可哀想だなと思って観ていました。

★★★★☆ どっぷり感情を入れ込んで観てください

息子を持つ父親として、やっぱりどうしても感情移入してしまう。いや、この作品を観る人はすべて、どっぷり感情を入れ込んで観るのがいいと思う。親として。家族として。ラスト近く、父親のピアース・ブロスナンがまるで堰を切った子どものように妻のスーザン・サランドンに号泣するシーンは胸が詰まってどうしようもなかった。その先、家族でローズのキャリー・マリガンを迎えに行くシーン、そして亡き長男ベネットのことを皆で回想して車を走らせる場面では涙で画面がよく見えなかったほど泣いてしまった。美しい、ステキな作品でした。ありがとう。

作品の詳細

作品名:グレイティスト
原作名:The Greatest
監督:シャナ・フェステ
脚本:シャナ・フェステ
公開:アメリカ 2010年4月2日
上映時間:98分
制作国:アメリカ
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