ドラマ

ムーンライト・マイル

突然愛する娘を失った両親とその婚約者が、悲しみを乗り越え未来へと踏み出す姿を描いた感動のヒューマン・ドラマ

ストーリー:1973年、マサチューセッツ州ケープ・アン。ジョー・ナスト(ジェイク・ギレンホール)は婚約者のダイアナと結婚し、彼女の父ベン・フロス(ダスティン・ホフマン)の不動産業を手伝いながら彼女の家族と新しい生活を始めるはずだった。ところが彼女は結婚式の直前、街で起きた発砲事件の巻き添えで亡くなってしまう。彼女の両親とジョーは突然襲ってきた悲劇から身を守るかのように葬式の後も一緒に暮らしていた。ベンはさっそくジョーを連れ仕事に精を出す。妻ジョージョー(スーザン・サランドン)もまた、彼女のやり方で悲しみを乗り切ろうとしていた。そんな2人に対しある秘密を抱えていたジョーは、結婚式の招待状を回収するため訪れた郵便局で一人の女性と運命的な出会いをする・・・。

出演:ジェイク・ギレンホール、ダスティン・ホフマン、スーザン・サランドン、ホリー・ハンター、エレン・ポンペオ、ダブニー・コールマン、カリーナ・メリア、ロクサーヌ・ハート、リチャード・T・ジョーンズ、アレクシア・ランドー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ おかあさんがすてき

愛する人を失ったときにどうやってそれを乗り越えていけばいいのか。悲しく思いテーマですが、ひとを失ったかなしみが棺にすがりつくよりもリアリティがあってせつなかったです。婚約者を亡くした青年と、婚約者の両親。微妙な関係と欠点も愛すべきキャラクターの描き方が、ユーモアとやさしさがあり人間的で好きです。ヒーローではないごく普通の人々の心を豊かに感じさせてくれる大好きな作品となりました。わざとらしい弔問客の慰めにムカつく、辛辣で率直なおかあさんをスーザン・サランドン。ダスティンホフマン演じる夫に当たりちらしながら夫は自分にとって最高で安らぎだと、、、人の心の不思議なところです。最後までずっとせりふの一つ一つがジーンときます。相手役の女の子もかわいくて好きな女優さんでした。法廷で堰を切ったようになくなったこの人となりを吐露してそれを聞いたお母さんがちゃんと娘をわかっていてくれたことに涙するところは感動。

★★★★☆ 静かだけどきっぱりとたスタート

レンタルで見てから、欲しくなってDVDを買いました。立て続けに3,4回見て、そのたびに泣きました。微妙だけど魅力的な亡き婚約者の両親や、周りの人たちそれぞれの立ち振る舞いが時におかしかったり、でも、その奥の心の傷に気づくとやるせなかったり・・・。特に、それまで多くを語らなかった主人公が、亡くした婚約者のことをばーっつと語るシーンでは、人の命が失われた悲しみだけでなくそのひとが生きた確固たる日々を大切にしようとする強い思いが語られていて心を打ちます。加えて、主人公=J.ギレンホールのイノセントな雰囲気がこの役にぴったりでした。私はこの映画ですっかり彼のファンになってしまいました。悲しみや喪失感にスポットを当てたのではなくそこからの”再生”がテーマだと思います。だから、見終わった後に清々しさが残るのですね。そこに至るまで、出口のないトンネルの中で右往左往するような主人公がどんなに苦しかったのか、きっぱりとしたラストシーンから逆に伝わってきた気がします。本編以外に、カットシーンや出演者のインタビュー・メイキング映像、それとダスティン ホフマン・シルバーリング監督・ジェイク ギレンホールの3人での本編解説モードもあり、デラックス版の名のとおり充実した特典がついています。 特に、解説モード中のジェイク ギレンホールは本作の役柄とは対照的に非常に明るくて、冗談ばかり言っています。天真爛漫なキャラクターであることがわかり、面白かったですよ。

★★★☆☆ 私には合わない映画かも・・

大切な人が死んでしまったのに、その悲しみが伝わって来なかった。別れた恋人の家に居候していながら他の女性に恋してる主人公も謎でした。私だったら、即あの家を出ていきます!申し訳なくて、居候なんてできませんっ!良かったのはスーザン・サランドン。存在感もあるし、一番印象に残りました。淡々として、いい雰囲気だけど、微妙。感情移入できず物足りなさを感じました。

作品の詳細

作品名:ムーンライト・マイル
原作名:Moonlight Mile
監督:ブラッド・シルバーリング
脚本:ブラッド・シルバーリング
公開:アメリカ 2002年9月24日、日本 2003年6月28日
上映時間:117分
制作国:アメリカ
製作費:2100万ドル
興行収入:1000万ドル
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