ドラマ

海辺の家

大切なものは、なんですか。余命3ヶ月、残された時間で建て直すのは家族ひとりひとりの人生

ストーリー:建築デザイナーのジョージ(ケヴィン・クライン)は42歳。妻には逃げられ、反抗期の16歳の息子サム(ヘイデン・クリステンセン)ともうまくいかない。ある日ジョージは突然会社を解雇され、さらに医者から余命3ヶ月であると告げられる。このまま死んで後悔しないか、残された時間で自分に何ができるのか。ジョージは残りわずかな命を愛する人のために捧げると決意する。反発する息子を呼んで、一緒に家を建てはじめるジョージ。彼の最後の願いとは・・・。

出演:ケヴィン・クライン、クリスティン・スコット・トーマス、ヘイデン・クリステンセン、ジェナ・マローン、メアリー・スティーンバージェン、ジェイミー・シェリダン、マイク・ワインバーグ、サム・ロバーズ、ジョン・パンコウ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 素晴らしいです

ほっこり映画が見たいならコレ!誰かを愛したくなりハグしたくなる。そんな優しい映画ですね。いい映画です。

★★★★☆ 小さな感動の連続

お涙頂戴でも、感動ドラマでもない。確かに『良い話』だし、観る価値はあると思う。今やありふれた家庭事情 離婚し、子供から離れ、単身黙々と仕事に打ち込み、けれど時代の変化に対応しきれず、それだけの為にクビ…やりきれない想いと自分の努力は一体何だったのかとフラストレーションの如く自分の作品や人間関係まで破壊しようと乱心するのも無理もない。その上、余命4ヶ月と宣告され、すべてを無くしかけ自ら投げ出そうとしたが「宣告」というものは不思議なもので「思い切り」も与えてくれるようだ。壊しかけた人生の再建「思い切り」は本人も周囲の人間も変えて行く宣告がなければ、自分の隠れたパワーに気付かなかっただろう。家族にとって何が大切なのか・・・オーディエンスに伝えてくれる作品だと思う。

★★★☆☆ おもしろいです。

いわゆる泣ける話なのですが、日本の映画とは違ってストーリーがしっかりしているので、きちんと楽しむことができます。ガンで余命三ヶ月と宣告された男が、ドラッグにはまった自堕落な、関係がとぎれかけた息子や元妻などとの関係を、家をつくるということで取り戻していくというストーリーです。まったくもってどうしようもないストーリーですが、家をモチーフにしてまわりの物事をとらえていくやり方は、アメリカ的の極上エンターテイメントとして、すばらしいものがあります。たとえば、息子が海へ飛び込むシーンがあります。邦画ではなかなかこういうことはやりません。もちろん、邦画で役者を海に飛び込ませろと言っているわけではありません。そんなことをやったら、おそらく愚かでしょう。アメリカの海辺の自然、そして幼い頃の海での父と息子のふれあいがあったという伏線を張ったからこそ、こういうシーンが生きてくるのです。起承転結、トラブル、感動、エンターテイメント的要素をきちんとふまえる、大変立派なエンターテイメントとしておすすめです。

作品の詳細

作品名:海辺の家
原作名:Life as A House
監督:アーウィン・ウィンクラー
脚本:マーク・アンドラス
公開:アメリカ 2001年10月26日、日本 2002年7月20日
上映時間:125分
制作国:アメリカ
製作費:2700万ドル
興行収入:2300万ドル
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